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卒業はやっぱり寂しいけれど

能天気な天気です。
早く寝たいのに眠れないです。

3月といえば卒業ですね。僕は今週末に卒業式を迎えます。


卒業の季節

先週、飲み会の帰り道に高校生が大人数で集まって写真を撮る姿を見ました。おそらく打ち上げ終わりでしょう。
みんな花束を抱え、涙を堪えて、また絶対会おうねと言葉を掛け合っていました。その横を通り過ぎただけで貴重な瞬間を共有した気になり、胸に込み上げてくるものがありました。

ここ数日、Instagramには他校の卒業写真が上がり、バイトのラストラン(最終出勤日)を宣伝する人もいて。友達の家に引っ越しの段ボールがあったり。
あと何回こいつと笑い合えるだろうかなんて考えてしまう自分がいたり。

自分も徐々に卒業する実感が湧いてきました。


大学卒業とは

僕にとって大学卒業とは、
今まで最低週に1度は会っていた親友に気軽に会えなくなること。
昼に起きて好きなことをして夜友達と遊ぶ生活が終わること。
いつでもどこにでも行ける、暇で永遠に感じられた時間が終わってしまうこと。

僕は4月から社会人になり、大学の親しい友達らは地方に行ってしまいます。
自分自身と、自分とその周りの人の関係が今後どう変化するんだろうと不安です。

でも、卒業したからと言って繋がりが切れるわけではないことを改めて忘れたくないし、ここに書き残しておきたい。
中学を卒業しても未だに散歩する友達はいる。
むしろ卒業してからもっと仲良くなった人もいる。

たしかに学生の時に比べて今後会う頻度は少なくなってしまうのかもしれない。
だけど、仲良くしたいと心底思っている友達とは今後も関係が続くと思う。
続かなかったら、それはまたお互いの時間が許す時に自然と繋がるものだと思う。
そうやって自分が想うことも大切だと信じている。

随分前に友達から言われたこと

こんなことを言われた。
「能天気な天気は、転校が多かったから別れに対して実はドライで慣れているよね。でもそれって、また会う確信が心のどこかにあるからだと思うよ。
実際、また会えた経験みたいなの多かったでしょ?」

自分でも気がついていなかったが、すごく的確なことを言われた。
僕は小学校を4回も転校した。でも、未だに連絡を取る友達はいる。
最近は大学で留学した時にできた海外の友達も最近会いに行くこともできた。
小学校の時にすごく仲良かった友達から何故かInstagramのフォローが来た。
連絡すると、自然に一瞬で「あの時」に戻れた気がした。

そういうことなんだと思う。
自分の会いたい気持ちがあればまた会える。
すぐに会えなくても、いつかまた自然な形で会える時が来る。
今後新しい環境になっても、自分がそういう気持ちを持っていれば今後も会える。

卒業はやっぱり寂しいけれど、今後も会えるから。

これからもよろしくお願いします。

能天気な天気

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