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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年11月の記事一覧

投手起用から振り返る、激闘の2022日本シリーズ

こんにちは、シュバルベです。今年も残すところ約1か月。早いものですね。 2年連続で私の応援するセ・パ両リーグのチームが戦った日本シリーズについてどこかでまとめなくては、とずっと思ってきました。双方ともに思い入れが強い分、書くのにも体力を使うため時間がかかりましたが、ようやく筆が乗ってきたので書いていきたいと思います。 ご存知の通り、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズのセパ連覇を果たした二球団はクライマックスシリーズも勝ち抜き、10月22日~30日にかけて日本

欠点ではなく武器だと認識を変えた木澤尚文

コブ山田です。 ようこそいらっしゃいました。 今回は、欠点の有効活用について、記します。 ※2024年03月にヘッダー画像を追加しました 私の愛読書のひとつに、落合博満『采配』があります。 その107~111ページに、『欠点は、直すよりも武器にする』というくだりがあります。 新人選手は短所、欠点、弱点を必ずどこかに抱えているものであり、一例がストレートがシュート回転してしまうピッチャーを挙げています。 外角にストレートを投げてもシュート回転してしまったら甘く入ってし

山田哲人の「派手さのない守備」

山田哲人には、目標がある── 山田哲人は、一流の野球選手だ。 山田を一流たらしめるものが、打率3割・30本塁打・30盗塁の「トリプルスリー」。 打率を稼ぐ「安定」、長打を生む「強靭」、得点を狙う「俊敏」。バランス、タフ、ムーブ。 この3つが共存し、それを三度も達成する、スーパーマンだ。 ミスタートリプルスリーと言えば、山田哲人。 そんな、“代名詞”を持てる野球選手は数少ない。しかも山田は、それを20代でやり遂げるという偉業を達成している。 そこに、昨季から務めたキャプ

【侍JAPAN】燕勢、割とアピール出来たと思うんだけど、どない??

おはようございます、たねです🤗 いよいよ来年3月に迫ったWBCに向けて、本格始動した栗山監督率いる侍ジャパン野球日本代表。先日その強化試合が行われました。 今回我らが東京ヤクルトスワローズからは、高橋奎二・中村悠平・山田哲人・村上宗隆・塩見泰隆の計5選手が招集。 私も全試合中継を観たんですが、スワローズ勢かなり頑張ったのでは?という感想です😊3戦4発のムネは言わずもがな、各選手持ち味を出し、首脳陣にアピール出来たんじゃないかと。 それでは早速、ヤクルト戦士達の強化試合

高津再生工場なるか

 高津臣吾ヤクルト監督を見ると、どうしても彼の恩師である野村克也元監督と重ね合わせてしまう。若手投手を中10日でローテーションに組み込む事や、規定投球回を敢えて投げさせず細切れ継投策で弱かった投手陣をリーグ屈指のものにしたりと球界の新常識を作り続けているのだ。今回は、そんな高津ヤクルトが獲得した3人の自由契約選手にハイライトを当てることとしよう。 沼田翔平を是非救援で この投手はスピンの効いた直球がウリであったが、結果がなかなか出なかった為に横手投げにしたり、上手投げと横手

【10/30日シリ・オリックス戦●】負けたときも、勝ったときも、日本一になったときも、日本一になれなかったときも、野球はいいものだ。

しんどいしんどい一週間が終わった。しんどくて、つらくて、胃が痛くて、なんかずっとそわそわしていて、落ち着かなくて、やたらおなかがすいて、カロリーがあるものやジャンキーなものやアルコールなんかばかりを欲して、案の定2キロ体重が増えて。 でも、とてもしあわせだった、一週間が終わった。 ♢ なんで今日に限って、というミスやエラーを目の当たりにする。なんでいつもできていたことができないの、と、頭を抱える。なにも今日じゃなくても、と思う。これは、「長いシーズンのたった一つの試合」

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あの日、あの時、スワローズの選手は輝いていた。

今シーズンも見事に東京ヤクルトスワローズがリーグ優勝! 見事に29年ぶりのセリーグ連覇を達成した! もちろんクライマックスシリーズファイナルステージも1度も負けることなく無傷の3連勝で突破! 今年もオリックスバファローズと雌雄を決することになった日本シリーズは、2勝4敗1分でオリックスに返り討ちを浴びてしまった。 野村監督のID野球をもってしても、成しえることができなかった日本シリーズ連覇を寸前のところまでいったのに、まさかの4連敗を喫してしまった。 本当に残念であり無念の最

2022オリックスバファローズと3つのリベンジ③〜日本シリーズ〜

(↑の続き) 最後に、ヤクルトスワローズへのリベンジです。 前回の投稿に書き記したように、オリックスは激闘の末パリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズも勝ち上がって日本シリーズ進出を決めました。相手はセリーグ王者のヤクルトスワローズ。2021年と同じマッチアップとなりました。 2021年の日本シリーズは、第1戦で吉田正尚のタイムリーによる逆転サヨナラ勝ちと良いスタートダッシュを決めたものの、第2戦で高橋奎二に完封負け、第3戦第4戦ともにリリーフ投手が打たれて敗れ3連敗