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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年4月の記事一覧

【4/27、28広島戦◯◯】 熊本とヤクルトと私の二日間

もう5年ぶりくらいに、熊本行きの飛行機に乗った。夫は学生の頃「熊本はあったかいからコートを買ったことがない」と言っていたのに、結婚して初めて行ったお正月の熊本は雪が積もっていて、「いやうそやん東京より寒いやん!!!」と、私は空港で叫んだ。以来、熊本は私の中で「めっちゃ寒い場所」と認識されている。 ところが4月の晴れた日の熊本は、驚くほどに暖かかった。いや、暑かった。空は高く、太陽ががつんと降り注ぐ。火の国だ、と、思う。 父の取引先の、熊本のハウスメーカーの社長さんが私のお

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古田氏が「配球ミス」と指摘した、ヤクルト古賀のリードとは?ヤクルト-阪神6回戦ー2022年4月24日

はじめに プロ野球2022年シーズン、今日はセリーグの2022年4月24日ヤクルト-阪神6回戦について考察したい。この試合で解説を務めていた古田氏が初回の2本のホームランについて、1本目のホームランは投手の投げミス、2本目のホームランは配球ミス、という指摘をしたことが話題となった。今日はその点について考察していきたい。 試合内容2022年4月24日ヤクルト-阪神6回戦は、神宮球場で行われた。ヤクルトは金久保投手、阪神はガンケル投手の先発で始まり、初回佐藤輝明選手の2ランホー

【4/24阪神戦●】「かさ、たのしいね!」と、阪神ファンの小さな男の子が言う

試合は、11-3で負けていた。ぼろ負けである。 ぼろ負けの、雨の神宮に、オスナのご機嫌な登場曲が響く。むすめは「なんか、この歌、ディズニーランドみたいだね!!」とにこにこ言う。私は思わず、笑ってしまう。 そうだそうだ、ここはディズニーランドなみに楽しい神宮球場なのだ。10点取られようと11点取られようと、野球は楽しいものだ。(たぶん。)私は最後のウーロンハイをぐっと飲み干し、「オスナーホームラン打っていいよー」とつぶやく。 オスナは、ライトフライに倒れた。「…まあ、こう

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⚾️私がいかにしてヤクルト沼にどハマりしたのか❸

ようやく、ついに初観戦です。 スワチケ会員に登録し、初めて買ったチケットは2021年9月15日阪神戦でした。 浮かれてました。初回は信濃町駅から向かい、オフィシャルショップつば九郎店へ。 ロッテのグッズだけでも種類とバリエーションの豊富さに毎回感心していたのですが(近所のサッカーチームと比べるべくもなく)、ヤクルトのほうがより笑いに振り切っているグッズが多い気がして、この時点で絶対何か買うぞとなっておりました。 ひとまず何も買わずに出て球場へ。球場店も流し見して、スタ

【4/23阪神戦◯】21年間勝ち続けるカツオさんが教えてくれる、変わらずいるために、変える勇気と努力のこと

むすめと二人で原宿へ出かけた。 「ママ、500万年ぶりに来たと思う。」と言ったけれど、実際はたぶん、20年ぶりである。つまり上京したての右も左もわからなかった時にやってきた以来、ということです。 あの時私は、「東京といえば原宿やろ!!」みたいな感じでやってきて、竹下通りの人の多さに「人当たり」を起こし、翌日発熱した。(まじで。) いやそんなことくらいでと今は思うけれど、あの頃私は今の5倍くらい、不健康だったと思う。初めての一人暮らし、初めての自炊。規則正しい生活なんて全

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【4/22阪神戦●】森岡コーチとてっぱちの、全力疾走

いつも思うのだけれど。 私は、森岡コーチがコーチャーズボックスまで、ベンチから全力疾走する姿を見るのが好きだ。 それが、6点差で迎えた9回の裏でも。 森岡コーチが三塁のコーチャーズボックスに入ったのと同時に、てっぱちは打席に立った。 私の好きな曲とともに出てきたてっぱちは、初球を打って全力で一塁に向かった。それはショートゴロとなり、あっという間にアウトになった。 私の好きな曲、なんて言ったけど、この曲を好きになったのは、てっぱちが登場曲にしていたからだ。それで知った

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【4/19◯4/20●中日戦】打線は水物、と言うけれど

19日◯ その打球は、空でも飛んでいるかのように、なかなか下に降りてこなかった。あまりにも降りてこないものだから、高く飛んだフライになってそのまま誰かがキャッチするんじゃないかと思った。 でもそれはナゴヤドームのスタンドの中断に、ようやく落ちてきた。待ちに待った、待ちすぎた分が詰まったような、そんな、大きな大きな村上くんのホームランだった。 けいじくんが先発の日、高津さんは「今は打線がそんなにたくさん打つという状態ではないので、ロースコアの展開で粘り強く勝てれば」と、言

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【対 中日】燕キラーの若竜にまた敗北💦〜天敵やらかしでヤクルト浮上フラグが立ったぞ(笑)〜

こんにちは、たねです😊 またまた1日遅れの応燕日記です。 本日は20日(水)に行われたバンテリンドームでの中日戦を振り返っていきます。 うーん😥 中々ライアンの調子が上がって来ないですね。開幕戦からずっと被打率が異常に高い💦蓄積した疲労が原因か、他に理由があるのか…。一日も早く、ライアンらしい粘りが戻ってきてくれると良いのですが。 一方、今季2回目の対戦となった高橋宏斗投手は、力のあるストレートを軸に6回8奪三振1失点と好投。ヤクルト戦2勝負け無し!ヤバイ💦早くも燕キラ

【ヤクルト】ファーム施設の守谷移転を考える #1(2022.4)

こんにちは。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。 今回のnoteでは、4/15にヤクルト球団から発表され、多くのファンを驚かせた”ヤクルト2軍の守谷移転”について書いていきます。 戸田球場とは?さて、守谷市への移転の話をする前に、まずは現在の2軍施設がある戸田について簡単に書いていきます。 埼玉県の戸田市にあるスワローズ2軍施設(球場・選手寮やクラブハウス等)はJR武蔵浦和駅からバスで10分程進んだ荒川の河川敷にあります。 ヤクルト本社の保養施設を転用する形で1976

【4/17横浜戦◯】痛みの不安と戦いながら

朝のランニングで、足を負傷した。 家まであと3メートル、というところになにか大きなゴミが落ちていて、それに思いっきりつまずき、体勢を崩した。その衝撃で右足首に痛みが走り、その残り3メートルを足を引きずりながら歩いた。 痛みは次第にひいて、これならまあ大丈夫かなと午前中の撮影に出かけ、帰り道にちょっと離れた駅まで歩いていたところで気づいた。あれ、まだ痛い、足首。 ひきずるほどではないけれど、歩くのがちょっと億劫になる痛み。私はとにかく歩くことが好きなので、時間が許す限り移

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【4/16横浜戦●】 御茶ノ水のレコードとコーヒーとヤクルトと

このあほかというほどに仕事が立て込んでいる中、夫はにこにことロス出張に出かけていった。ロス…?よくわからない。わからないのでとりあえず、子どもたちとおいしいものを食べにいくことにした。 ポール・ボキューズ、お食事と雰囲気とお値段のバランスが絶妙でだいすきです。赤ちゃん連れ(うちはもう赤ちゃんいないけど)でも気兼ねなくいける上に、「特別感」がしっかりあって、お値段高すぎないって、実はなかなかない。ホテルもいいけどホテルはやっぱりちょっとここよりはお高い。もちろんそれも「特別感

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【4/15横浜戦◯】青木のヒットと大喜びのベンチと

頭を丸刈りにした青木は何度も何度も何度も粘り、12球目をとうとう、レフトに打ち返した。19打席打席ぶりのヒットに、ベンチは大盛りあがりだった。ホームランを打った選手を迎えるようなテンションで、代走の渡邉くんと交代して帰ってくる青木を迎えた。 帰国後、初ホームランを打った青木をサイレントトリートメントで迎えたベンチを思い出す。あの時は間違いなくそれが、チームにだってプラスをもたらした。それは、大きな1点となってチームに入った得点だったから。だけど今回は、少し違う。それは、その

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「代打の神様」川端慎吾の宿命

代打のみ、12打数1安打。この成績をどう見るか。野球素人の私には難しい。 春季キャンプは二軍で調整も練習試合での打席は無し。ましてや開幕直前に新型コロナウイルス感染者に濃厚接触の疑いで自主隔離。とても順調とは言えないスタート。 実際開幕してからも苦しんでいる。先日オープン戦、春季教育リーグも合わせて20打席目でやっとヒットがでた。 難しいのが二軍との親子ゲームが1日あったがその時はDHで出場し2安打を放っている。 私の印象としては2軍レベルの投手には対応出来ていても一

【広島戦4/12◯ 4/13●】調子の波は誰にもあるけれど、じたばたせずにぐっと。

これは、13日広島戦、8回裏に塩見が出塁し、盗塁も成功させ、てっぱちも四球を選び、一死1,2塁で4番村上くんと5番青木を迎えたものの、二者連続三振で終わったときの私の表情である。カワウソである。 たしかにまあ、そうだ。前日の試合でもなかなかクリーンナップが打てなくて、試合を決めてくれたのは5番に入ったケリーの押し出しと、6番長岡くんのタイムリーだった。 でもその形が、いつだってうまくいく、わけではない、もちろん。やっぱり、「打つべき人が打つべきところで打つ」というのは、チ

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