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東北楽天ゴールデンイーグルス 記事まとめ

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2021年6月の記事一覧

【試合評】足立配球ミス、カス三盗死よりも大きい「隠れた敗因」~6/21●楽天3-4オリックス

ベンチ入り26人中22人を起用も・・・6/1●E4-7S以来の2位転落である。 楽天の6連敗は今季初、19年7/2~7/8の7連敗以来の黒星街道になった。 球数過多だった先発・瀧中を3回で諦め、今季最多22人を起用する総力戦を展開。石井監督の必死のタクトも実を結ばず、交流戦前には8勝2敗と上々だった1点差成績も今や8勝6敗である。 これでオリックスとの対戦成績は3勝6敗2分となり、オリックスが単独首位浮上、1.0ゲーム差で2位に楽天、3位・ソフトバンクと1.0、4位・ロッ

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My Favorite②〜スポーツ観戦

どうも、ちひろさんです。 前回「好きなモノ」について書きましたが、ガジェット1つだけで長くなってしまったので、今回は第2弾です。 ・スポーツ観戦 自称野球好きですが、サッカーJリーグやバスケBリーグなど色々観ます。近年はあまりできてませんが、地元にいたときは「試合観戦と仕事どっちが本業なんだ?」と同僚からdisられる位でしたw 好きな球団はセ・リーグは「中日ドラゴンズ」、パ・リーグでは「東北楽天ゴールデンイーグルス」のファンです。元々は地元に近い「埼玉西武ライオンズ」

【試合評】今季初の4連敗。音声配信更新しました~6/18●楽天2-5オリックス

音声配信stand.fm更新しました交流戦王者に飲み込まれ、今季初の4連敗このチームはもはや吉田正だけをマークしていれば事済むチームではなくなった。 打率.335でパリーグのバットマンレースのトップを走る侍戦士を、昨年の開幕戦以来の全打席アウトに退けた楽天投手陣。5回無死1塁、敵軍の34番をボール先行3-0からカウントを作りなおし左飛に仕留めた二番手・福井の粘投は素晴らしかった。 しかし、ゲームは2-5と完敗である。 今や3番・吉田正の後には4番・杉本が控えている。 か

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超重量1300グラムのマスコットバットを使って良かったこと、悪かったこと【岩村明憲連載#5】

 前の話へ/連載TOPへ/次の話へ ビジョンをしっかり持っていた稲葉さん 今回はヤクルト時代の同僚だった稲葉篤紀さんの話をしようと思います。稲葉さんとは当時のレギュラーでは一番年が近かったこともあり、親しくさせてもらいました。  特に日本一に輝いた2001年のシーズンは左打者として、稲葉さん、ペタジーニ、僕が3、4、6番を務めたこともあり、同じ左打者として、よく相談させてもらったのを覚えています。 ヒットを放つ稲葉(01年10月、甲子園)  例えば、中日の山本昌さん対

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【試合評】浅村栄斗1500安打で打撃復調の兆し。見守りたい内間拓馬の記録~6/10○楽天6-2中日

※本稿は全文をnoteに公開中。最後までお楽しみいただけます。 復調を感じさせた主砲の必殺球撃ちFA3年目を迎えた浅村が、5/18E○E3-2以来となる今季4度めの猛打賞。 6回1死1塁で藤嶋から放った右安で通算1500安打を達成、NPB史上140人目にして平成生まれでは初の快挙を飾った。 1塁走者・小深田との間でランエンドヒット3,1塁を作る右前行きの“記念碑”も素晴らしかったが、それ以上に鮮やかなバッティングを披露したのは、3回無死3,1塁での先制打だった。 敵軍先

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【試合評】辰己涼介の抑止力と自慢の左打者が小笠原に苦しんだわけ~6/9●楽天3-7中日

ライト岡島の飛球をセンター辰己が捕った 終盤7回、おもしろい光景を目撃した。 2-4と2点ビハインドで迎えた相手のラッキーセブン。 マウンド上の二番手ブセニッツが前回6/6○E6-4Cに続く2失点。 3番・高橋周、4番・ビシエドに連続適時打を浴び4点差に突き放され、なおも1死2,1塁のピンチ。バッターボックスにはこのカードはやくも3安打を放っている5番・福田を迎えた。 福田の打球は高々と打ち上げたフライに。 右中間セブンイレブンゾーン右斜め前方へ達する飛球だった。 本

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【試合評】8年ぶりの優勝がリアルに確信できる第一歩~6/8○楽天5-2中日

心震えた島内の決意今までは夢や希望にすぎなかった8年ぶりの優勝が、リアルに確信できる第一歩になった。 僕がその思いを強くしたのは、松井が代打・根尾を捕邪飛に仕留めて27個目のアウトを取った瞬間ではない。 もちろんゲームセットを迎えたときその思いはさらに強固になった。 しかし僕が最初に感じたのは、2回表の島内の1打席目である。 このとき、ベンチリポーターの河内一朗さんが届けてくれた、島内の声に心が震えた。 「怪我はしてはいけないですが、今は怪我してもいいという気持ちで全

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防御率4点台でも侮るなかれ!ぬるっと抑える瀧中瞭太

1.最初に今回のノートは楽天イーグルス瀧中投手の紹介です。  交流戦で楽天と対戦するのにあたり、セ・リーグを中心にみることになる竜党の方の中には「3戦目の瀧中ってだれやねん。」という感じの方もいらっしゃるのではないかと思いました。この正直あまりよく知られていないプロ二年目の右腕は自身の開幕戦で2回途中10失点の炎上を経験したもののそれ以降の登板では6先発して4勝防御率1点台の成績を収めているのです。プロの先発投手の中では遅いと言える140キロ前後のストレートでもなぜ抑えられる

【試合評】投打かみ合い、単独首位浮上~6/3○楽天4-2ヤクルト

ゲームは先制2失点から動き出した前日はソフトバンク、ロッテが引き分けるなかでの勝利。一夜明けた本戦では両球団が負けるなかで勝ちをひろったイーグルス。交流戦成績も4勝4敗1分の五分に戻し(この成績はパリーグの中では2位だ)、5/21○E13-6M以来の単独1位浮上になった。 相手先発は新外国人投手のサイスニード。 オフはアラスカの山奥で暮らすという193cm97kgの髭面の巨漢右腕だ。 速球の平均球速は148.7キロを計測するパワータイプである。 今季ストレート撃ちに、それ

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【試合評】ソフトバンクと楽天の差。惑わされずの5勝目~6/2○楽天3-1ヤクルト

ソフトバンクと楽天の差楽天が先週木曜日以来の首位へ浮上。 56試合を消化し26勝21敗9分はソフトバンクと全く同じ戦績である。 得失点差ではホークス43、イーグルス13。 30点差の差異がある。にもかかわらず首位を分け合う背景には、接戦の差も挙げられる。 1、2点差試合の成績は以下のとおり。明暗が分かれている。 ソフトバンク 12勝12敗 楽天 11勝7敗 とくに若鷹軍団は交流戦に入り、当該試合を落としている。 5/25●H0-2D、5/26●H3-4D、5/30●

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プロ入りのきっかけを作ってくれたのは宇和島東の上甲監督【岩村明憲連載#2】

連載TOPへ/次の話へ 上甲スマイル!?とんでもなく怖かった毎日1回以上、辞めたいと思っていた宇和島東野球部時代 僕に大きく影響を与えたのが、当時の宇和島東高校野球部の上甲正典監督との出会いでした。  2014年9月に亡くなられた上甲監督は高校野球の名将であり、試合時に笑みを浮かべる「上甲スマイル」で甲子園ファンの間では有名な方でしたが、僕の最初の印象は「とんでもなく怖い人」でした。  というのも、兄が先に上甲監督の下で野球をやっており、すごく厳しい方だというのは家でも

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東スポ1面にされたバット投げつけ事件の真相「バット〝は〟投げつけてない」【岩村明憲連載#1】

 球界でも独自の存在感を放ってきたのが現在、ルートインBCリーグ・福島レッドホープスの球団代表を務める岩村明憲監督(42)。勝負強い打撃スタイルはもちろん、歯に衣着せぬ思い切った発言でも人気を博した。ヤクルト、米メジャーのレイズなどで活躍。レイズではワールドシリーズに進出し、弱小チームを変えた立役者としても注目を集めた。「何苦楚魂」を座右の銘に掲げ、道を切り開いてきた岩村氏が、自身の野球人生を振り返った。 フルさんとの不仲説の真相は… 古田敦也監督と岩村(2006年)

【試合評】 魔の7回と適役不在~6/1●楽天4-7ヤクルト

移籍2年目の誤算6回終了時にリードした試合では22勝3分。 ここまで無敗を誇った楽天が、そこからの今季初の逆転負けを喫した。 鈴木大の2号ソロ、岡島の4号3ラン。 序盤から一発攻勢で幸先良く得点を重ねる展開になった。 先発を任された今季初登板の塩見も5回2失点とゲームメイク。 前半戦を4-2で折り返し、2点のリードをもって7回裏に突入していた。 楽天はこの回から三番手・酒居である。 昨年6.90と低迷した奪三振率は今季10.06とV字復活からの上限突破。春先フォークの

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