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広島東洋カープ 記事まとめ

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#田村俊介

ウエスタン・リーグ●1-7オリックス(5月21日、舞洲)

ウエスタン・リーグ ●1-7オリックス(5月21日、舞洲) 40試合16勝22敗2分け 広島 000 000 001・1 オリ 200 120 20X・ 7 スタメン セカンド佐藤啓介 センター久保修 ファーストシャイナー ライト田村俊介 レフト堂林 DH磯村 ショート韮澤 キャッチャー持丸 サード内田湘大 ピッチャー常廣羽也斗 常廣羽也斗は前回7日の先発から再調整して3回3安打、初回に2失点。前回が3回4安打3失点だから進歩なし。 初回は一死から四球を出して、頓宮に2

カープダイアリー第8609話「挑戦者は、若い力で、相手投手に襲い掛かる」(2024年5月9日)

開幕から30試合で首位阪神に1・5差の勝率5割…“撃つ弾”が枯渇する中で大したものだ。さすがは新井監督、ということになる。 たかが30試合でも、この時期に大きく遅れを取っていては交流戦で“Cエンド”の可能性が高くなる。下位チームに対してはパ・リーグ勢が必死に潰しにかかってくるからだ。マツダスタジアムに引っ越してきてすでに15年が経過した。過去にはそういうケースを何度も見せられた。 消化した試合数に差はあるものの30試合で74失点、1試合平均2・5点というディフェンスの固さ

ウエスタン・リーグ●3-10阪神(5月7日、由宇)

ウエスタン・リーグ ●3-10阪神(5月7日、由宇) 33試合14勝18敗1分け 阪神 300 010 510・10 広島 000 001 010・3 スタメン セカンド佐藤啓介 センター大盛 DHシャイナー ファースト末包 サード林 レフト中村奨成 ショート韮澤 ライト中村貴浩 キャッチャー持丸 ピッチャー常廣羽也斗 常廣羽也斗が待望の実戦マウンドへ。6日の試合が雨で流れてスライドした。 2月のキャンプでは大学の関係で出遅れた。沖縄に来たものの別メニュー。メディアには

5月5日、広島-DeNA8回戦(マツダスタジアム)13時30分開始・速報(独自)

試合のみどころ(午前前に執筆) 予告先発は広島が九里(0勝2敗)、DeNAが大貫(1勝3敗) 前日のこのチャンネルでは「きょうは宇草長距離砲には援護弾をお願いできそうにないから、打線の現状を踏まえ、1点もやらない投球を目指すだけ」と書いた。 試合後、森下は「これ以上点取られたらやばいなーと思っていたので、ゼロで抑えとこうと思って投げていました」と話していた。 被安打ゼロで味方のエラーが重なり(二俣悪送球と堂林牽制捕球ミス)二回に失点。普通なら目がテンになって、崩れそう

カープダイアリー第8582話「九回にヒーロー田村が呪縛零一掃、だがそれだけじゃない栗林の悪夢を断ち切ったのは…」(2024年4月11日)

「その前の打席で、チャンスで凡退してしまっていたので、ほんと最後は絶対自分が決めてやるという、そのひとつで打席に入ってました」 左手でマイクを持ち、初めてのインタビューに臨んだ田村俊介がそう言った。九回に決勝の中越え三塁打を放ち、最年少のそのバットで前夜、完封負けを止めたチームに貴勝をもたらした。 1対0決着の接戦はどちらに転んでもおかしくない展開だった。 初回、先頭の近本に二塁打を許した大瀬良の立ち上がりを救ったのは、レフト秋山だった。不振に喘ぐトラの主砲、大山の、渾

カープダイアリー第8576話「代打松山「九里vs柳は見ごたえ十分の投手戦に、首振る新井監督のボブルヘッド人形も配られて…」(2024年4月5日)

満員のスタンドの歓声を受け、猛烈なチャージをかけたその目線は、もう三塁ベースに向いていたのだろう。 一度、そこで止まっていた代走の田中は、打球がライトでこぼれるのを見てそのままホームを駆け抜けた。結果的にはこれが決勝点になった。 ファンブルした田村俊介は、立ち尽くすしかなかった… 11年目で開幕投手と務めた九里と8年目で同じく大役となった柳。過去に幾度となく投げ合いを演じてきたふたりは、ともに今季1勝を目指してスコアボードにゼロを並べていった。 特に九里は七回までノー

カープダイアリー第8571話「開幕3連敗の危機救う新井流、2戦2発の度会も止める」(2024年3月31日)

開幕3連戦で横浜スタジアムを埋めたベイファンの勢いは強烈だった。レフトスタンドは赤一色だがそれでも多勢に無勢は否めない。 そんな敵地で、チーム3連敗の危機を救ったのは2019年8月以来の先発マウンドに上がったアドゥワだった。 3試合続けてスタメンマスクをかぶった坂倉との打ち合わせで度合対策も徹底した。2試合で2発を含む5安打の新切込み隊長を、初回、最初の対戦でスライダーと落ちる球で3球三振に仕留めて難敵の出鼻をくじいた。 そのあと二番・オースティンに二塁打を許し、

3月31日(横浜スタジアム)14時開始予定のDeNA3回戦のみどころ、田村は大貫打てるか?アドゥワは度合封じるか?

予告先発は広島がアドゥワ、DeNAが大貫 きのうの黒原。2月から“練習のための練習”しかしてこなかったようだ。だから、あんなことになる。アドゥワはどうか? 3月17日、マツダスタジアムでのオープン戦でDeNA打線相手に投げて、5回77球2三振2四球1失点。新井監督が先発6番手に指名したのは、その4日後のことだった。牧や宮崎やオースティンに対して、有効な球を操ることが期待される。 この時のアドゥワvs右打者は、牧が死球、遊ゴロ、空振り三振。宮崎、オースティンは欠場。DHで

カープダイアリー第8567話「カープ必勝祈願の日センバツに春の嵐…八回2点、九回3点勝ち越した広陵が延長サヨナラ負け」(2024年3月27日)

雨が続いていた広島に青空が戻ってきた。広島城跡のソメイヨシノも花をつけ、数日後には満開、となりそうだ。午前10時、城内にある広島護国神社にカープ球団関係と首脳陣、選手一行が到着した。 そして、今年もまた松田元オーナーを先頭にして鳥居をくぐり、必勝祈願に臨んだ。 同オーナーが実質的な球団トップ(オーナー代行)の座について早や40年。チームが最後に日本一になったのが1984年だから、その間、まるまる日本一から遠ざかっていることになる。 人類史上初の原子爆弾が上空およそ600

カープダイアリー第8568話「横浜スタジアム開幕前夜、2月1日からの積み重ねで得たもの、届かなかったもの」(2024年3月28日)

開幕前日には独特の空気が漂う。長い戦いへの準備期間、その最終日。横浜スタジアムでのナイター練習に臨んだナインは、それぞれの思いを胸に特別な時間を過ごした。 そんな中、ただひとり複雑な表情で守ったり、打ったりした選手がいる。上本だ。早朝の文春電子版報道で「ミニスカ女性」との「“衝撃不倫”焼き鳥デート」を報じられた。 この手の話、カープ球団は必ずスルーする。そうするとまた第2、第3報が出たりもする。 広陵がセンバツで敗れた翌日、開幕前日のタイミングで文春砲…。よくデザ

3月29日、DeNA1回戦(横浜スタジアム)18時開始予定・速報(独自)

試合のみどころ復習(試合前に執筆) 予告先発は広島が九里、DeNAが東 ひろスポ!取材陣にはスポニチでかつて記者だった者もいる。…なので今日付のスポニチ(大阪本社紙面)を買ってみた! 20面には連載コラム「我が道」が掲載されている。これまたひろスポ!取材陣がオリックス、カープ取材でお世話になった新井宏昌さんの興味深い日々が綴られている。ぜひ、チェックしていただきたい。 さて、同紙面では12球団の開幕戦オーダーも紹介されている。“プロの記者”が取材した結果だから信ぴょう

カープダイアリー第8564話「春雨前線居座る中、田村俊介11タコフィニッシュで久保修が横一線に並ぶ」(2024年3月24日)

朝から雨模様のマツダスタジアム。関係者入り口横のソメイヨシノはまだつぼみのままだった。 福岡での2連戦から広島に戻り、迎えたオープン戦ラストゲーム。この日、一番の“収穫シーン”は2点先制の場面にあった。 ソフトバンク先発は大卒ルーキー右腕の岩井俊介。初回はわずか6球で3者凡退…。 スタメン DHシャイナー セカンド菊池 ショート小園 サードレイノルズ キャッチャー坂倉 ファースト堂林 ライト田村俊介 レフト上本 ピッチャーアドゥワ 迎えた二回、先頭のレイノルズ

カープダイアリー第8560話「開幕スタメンへ、しなる一振り田村俊介オープン戦3号2ラン」(2024年3月20日)

七回のベルーナドームは、センバツ開催中の甲子園になった。甲高い金属バットの打球音とともに伸びていく放物線、そして大歓声… 「ポール際、どうか、入ったか?入った!田村の一発、ひと振り、オープン戦第3号のホームラン!2ランホームランです、逆転!」(DAZN実況アナ) 打たれたボー・タカハシは動揺を隠せない様子で立ちすくんでいた。米国マイナーリーグとKBO韓国プロ野球を経て西武に活躍の場を求め、勝負の3シーズン目。先発転向を言い渡され、ローテ入りへのアピール最終段階で詰めを欠い

カープダイアリー第8557話「途中出場の田中広輔や代打・松山から学ぶこと」(2024年3月17日)

午後1時、プレーボールの時点では小雨がぱらつく程度だったが、途中から本降りになった。五回表が始まる前に一度、マウンドに砂が撒かれた。初回の一死満塁を乗り切りゼロを並べていたアドゥワは、足元が気になる中、その直後に1点を先制された。 「最後、失点してしまったんですけど、粘り強くはできたかと思います。(初回は)狙い過ぎて、制球を乱したんですけど、あそこを何とかゼロで切り抜けたことで、修正ができたかなと思います」(アドゥワ) 続いて六回に出番となった二番手の河野も失点して0