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中日ドラゴンズ 記事まとめ

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#スポーツ

【中日】立浪和義監督が最後の先発に選んだ松木平優太投手 来季に繋げた投球内容とは ~10/6~

◇10月6日 DeNA2-0中日(バンテリン) 中日・立浪和義監督が2024年シーズンの最後に選んだ先発は、松木平優太投手でした。 松木平投手はプロ4年目の今季、念願の支配下登録を勝ち取り、8試合に先発して2勝をマーク。 将来楽しみな右腕が、シーズン最終戦でみせた希望。試合の流れも味方し、来季に繋がる投球をみせました。 立ち上がりは好投も4回から・・・ 松木平投手はこの日、立ち上がりから完璧な投球を披露。 直球は140キロ後半を記録し、三者凡退スタート。2回に京田

【中日】ビシエド選手が退団 球団が補強へ動いた時の2つのシナリオとは ~10/7~

中日・ビシエド選手が今季限りで退団するとの報道がありました。 非常に心強い一塁手、右の強打者を失った今、球団は来季に向けてどのような補強を行うのか。 現時点で考えられるシナリオは2つあります。 新外国人選手の獲得にメド 1つ目は、新外国人選手の獲得にメドがついていることです。 今季、中日の一塁手は主に石川昂弥選手、中田翔選手の2人が務め、カリステ選手も一時的に守りました。 シーズン終盤は石川昂選手がレギュラーを務め、来季に向けて土台を築きました。ただ、コンディショ

【中日】井上一樹2軍監督に1軍監督要請報道 根尾昂投手の起用法も決定か ~10/3~

中日が来季の1軍監督として井上一樹2軍監督に就任要請すると報道がありました。 井上2軍監督は、昨季37個も借金を背負ったチームを再建。優勝こそ逃したものの、貯金25まで積み上げました。 指導者として実績豊富で、チームをよく知る人物の昇格。1軍の再建にも期待がかかります。 その中で、注目されるのが根尾昂投手の起用法。先発、リリーフ、はたまた野手再転向。様々な意見が飛び交う中で、すでに答えが出ています。 井上2軍監督のメッセージ 井上2軍監督が1軍監督に就任した場合、根

【プロ野球】阪神・加治屋蓮投手が戦力外 中日の先発改革進める一手の可能性がある理由とは ~10/1~

阪神・加治屋蓮投手が戦力外通告を受けたと報道がありました。 昨季は51試合に登板してリーグ優勝に貢献したものの、今季は13試合の登板に終わっていました。 32歳とベテランの域に突入しつつある加治屋投手ですが、中日が獲得に動く可能性があります。 今オフ課題の先発陣 中日が今オフ整備すべき課題は先発陣。高橋宏斗投手が12勝、防御率1.38と好成績を収めていますが、チーム全体では不安材料が山積しています。 涌井秀章投手、松葉貴大投手といったベテラン頼みの状況に加え、小笠原

【中日】ブライト健太選手の本塁打に詰まった成長と外野手争いの激化 残り1枠を掴めるか ~9/29~

◇9月29日 中日4-3広島(マツダ) 来季の外野手争い激化を伝える、美しい放物線でした。 3-3の9回表。中日・ブライト健太選手が広島の守護神・栗林良吏投手から決勝の第2号ソロ本塁打。 Bクラスが確定している状況で、残り1枠と思われる外野のレギュラー争いが過熱してきました。 ミスショットすることなく 内容の濃い打席でした。 ブライト選手は代打で登場。イニングの先頭ということもあり、チャンスを作ることが求められていました。 2球連続フォークで攻められ、カウント1

【中日】梅津晃大投手の収穫と課題 プロ野球人生を左右する2025年飛躍のヒントとは ~9/27~

◇9月27日 巨人3-1中日(東京D) 8月12日以来の先発となった中日・梅津晃大投手。 5回までスコアボードに「0」を並べ、結果的に5回1/3を2失点と試合は作りました。 プロ6年目の今季は、ここまで13試合に先発して2勝7敗、防御率4.11。 入団当初から期待された梅津投手の収穫と課題は、プロ野球人生を左右する来季に繋がります。 今季の収穫と課題 梅津投手は昨季、トミー・ジョン手術から復活。今季の目標は、故障なく1年間投げきることだと思われました。 そして、

【中日】砂田毅樹投手の引退がキッカケに? 橋本侑樹投手のチーム救う先発転向案はドラフト次第か ~9/24~

中日・砂田毅樹投手が、今季限りで引退することを発表しました。 2022年オフ、京田陽太選手とのトレードでDeNAからやって来た左腕は、今季1軍登板なし。 齋藤綱記投手の安定感、橋本侑樹投手の台頭に阻まれ、福敬登投手もスタンバイしている状態。手薄だったリリーフ左腕が充実し、砂田投手の出番は失われました。 砂田投手の引退で、影響を受けるのが橋本投手。チーム事情も重なり、来季の起用法が不透明となっています。 先発陣に不安 橋本投手は今季、自己最多を大きく更新する44試合に

【中日】立浪監督が退任 新監督に託されたビシエド選手の去就、中田翔選手の行方 ~9/19~

中日・立浪和義監督が今季限りでの退任を表明しました。 指揮官として竜を率いた3年間。球団史上初となる2年連続最下位、今季も18日に最下位に転落し、擁護できない状況となっていました。 選手起用、采配、補強など、疑問や違和感を書き出せばキリがありませんが、早くも気になるのが来季の構想。 その中でも、ビシエド選手の去就と中田翔選手の存在は、新監督にとって最初の関門となります。 ビシエド選手の出場機会 出場機会を求めて退団を匂わせているビシエド選手ですが、立浪監督の退任によ

【中日】石橋康太捕手ではなく味谷大誠捕手昇格の意図とは 立浪監督の起用法と2軍のチーム状況が影響か ~9/21~

◇9月21日 中日7-6ヤクルト(神宮) 前日(20日)、木下拓哉捕手が負傷交代。捕手昇格の可能性が高まった中で、プロ3年目の味谷大誠捕手が招集されました。 チームは4年連続のBクラスが確定し、立浪和義監督も今季限りで退任。 若手を積極的に起用できる状況で、プロ6年目の石橋康太捕手ではなく味谷捕手が選ばれました。 2軍成績を比べると 両選手の2軍成績を比べた時、石橋捕手の方が勝っています。 石橋捕手は57試合に出場して打率.276、3本塁打26打点。味谷捕手は49

【中日】中島宏之選手が来季戦力構想外 代打の切り札は補強?若竜の台頭待ち? ~9/17~

中日・中島宏之選手が、来季の戦力構想から外れていると報道がありました。 代打の切り札として期待され、今季から中日にやって来ましたが、15試合に出場して打率.000。 寂しい話ですが、多くの方がこの結末を予想していたのではないでしょうか。 中島選手を補強した時点で、球団が代打の切り札を欲していることは明確。しかし、今季もそのポジジョンは定まりませんでした。 補強の可能性は・・・ 今オフも、球団は代打の切り札を求めて動くのでしょうか。 他球団の構想は現時点で分かってい

【中日】加藤翔平選手が引退 上林誠知選手が最も影響を受けるワケ&ドラフトに与える影響は? ~9/18~

中日・加藤翔平選手が現役引退すると報道がありました。 試合終盤に個性を発揮し、両打ちという貴重な武器も持っていましたが、今季は1軍出場がありませんでした。 加藤翔選手の引退により、来季の外野手構想が少し変化しました。 頭一つ抜けている 最も影響を受けるのが、上林誠知選手。 加藤翔選手が担った守備固め、代走、代打といった様々な役割を、1人で担えることができるのが上林選手です。 移籍1年目の今季は46試合に出場して打率.191と苦しんでいますが、同じタイプの三好大倫選

【中日】田島慎二投手が教えてくれたもの 引退で浮かび上がった凄さとプロ野球界の課題 ~9/16~

中日・田島慎二投手が現役を引退すると発表されました。 竜一筋13年。タジ魔神と呼ばれた右腕は、通算461試合登板、116ホールド、75セーブと輝かしい成績を残してユニフォームを脱ぎます。 田島投手は近年、藤嶋健人投手、清水達也投手、松山晋也投手らの台頭があり、登板機会が減少していました。 その中で、リリーフの大変さ、過酷さ、凄さを教えてくれたのは田島投手でした。 田島投手の凄さ 田島投手はプロ2年目の2013年に2試合先発していますが、ほぼ全てがリリーフ登板。 連

【中日】ブライト健太選手・辻本倫太郎選手の個性が生きた瞬間とは 一方、悩める背番号「4」の姿も ~9/12~

◇9月12日 ヤクルト9-4中日(バンテリン) 本拠地でヤクルトに痛いカード負け越しを喫した立浪ドラゴンズ。 連日、厳しい試合展開で、ここ2戦の結果と内容に満足しているファンはいないでしょう。 その中で、あえて明るい材料を探すと、代打で出場したブライト健太選手、辻本倫太郎選手の若竜2人の名前が浮かんできました。 同時に、強烈な個性を持ちながら、それを活かすことができなかった若竜の名前も浮かび上がりました。 1軍に生き残っている理由 ブライト選手は2-3の4回裏、1

人には誰でも失敗する権利がある。特に新人は。西武の高卒ルーキー杉山投手。プロ初登板初先発で6失点のほろ苦デビュー。この失敗を今後の飛躍の糧にして

人には誰でも失敗する権利がある。新人ともなれば、なおさらだ。西武の高卒ルーキー、杉山遥希投手(18)がプロ初登板初先発のマウンドに立った。四回途中で6失点を喫するほろ苦デビュー。しかし、この失敗を今後の飛躍の糧としてほしい。世の若者たちよ、たくさん失敗して、成長していってほしい。 12日にホームの所沢で行われた楽天戦。西武のドラフト3位左腕の杉山投手が先発のマウンドに上がった。横浜高校では2度の夏の甲子園に出場している。大舞台を経験している高卒投手が、プロの舞台でどんな投球