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2024の日常はじまる⭐︎
いろいろあって長く感じた年末年始の休みが終わり、今日から日常が戻ってきた。なんだかまだ、現実に馴染んでないような気がするが、明日になればもう、そんなことも言っていられない気分になるのだろう。
振り返ってみるに、2023年は極々私的に変容の年、生まれ変わりの年だった。この年になって、内面的にまだまだ変わるなどとは思ってもいなかったけど、もしかするとまだ先のある(だろう)人生、また何度か変わるのかもしれない。
どのように変わったか、とても乱暴な言葉でざっくり表現すると、「こんな自分を受け入れることにした。」そんな感じだろうか。
今までは、自分のことはそんなに好きではなかったし、自分のことを自分だと実感したことはあまりなかったのだけど、去年は少し立ち止まった。立ち止まり、「そうか、わたしって、わたしなんだ。」って思った。そして自分のことも、客観的に見て特になんとも思わなくなった(その他大勢、的な)。どころか、少し好きになったかもしれない。だって、わたしのことを好きでいてくれる子供たちや人がいるのに、「あらそう?でもわたしは好きじゃないけどね。」なんて、失礼ですもんね。そしてわたしは、わたしを好きでいてくれる子供たちに、喜びと自信を感じてもらうために(当面の間は)生きていくことにしようと、ささやかながらも決めたのだ。
そんなこんなで、いろんな固いものが少しずつ流れた。異様にたくさんの黒い蝶を見た2023の夏。あれはわたしのこころのいらない部分を運び出して舞っていたのだと思う。自然体って、こういう感じのことをいうのかな?と、そんなふうに思う時がある。
今やっと、なんとなくわかるんだ。今のままではいけないと常に思っていたから、自分を自分と思えていなかったことが。わたしは、これ以上でもこれ以下でもない。
2024年は、自分自身のことを削ぐのではなく、どこかから何かを加えていけたらと思っている。
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