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39期生#天才型とは傾奇者

宮久保光星(みやくぼこうせい)
予定進路:育英高校(兵庫)

大正ボーイズ39期生の主将を務めた宮久保を紹介したい。

この選手の説明をしようとした時になかなか手が止まる。

わからない」というのが本音。

ただ小浜との共通点として、
主将、1番センター。できる限り伝えたい。

最初にネタ明かしをすると…天才型であり、言い方を変えると傾奇者。
凡人にはわからい感性を持っている。

その潜在する感性は前回紹介させていただいた超努力型の山本とは真逆のような気がする。

魅力や特徴を説明していく。

①【打撃】

名将、野村克也監督の表現でいくと、

A型:直球に合わせて、変化球にも対応しようとする。
B型:球種は関係なく、内角か外角のコースにヤマを張る。
C型:右方向か左方向か、打つ方向を決める。
D型:直球か変化球にヤマを張る。

ほとんどの中学生はA型。
そして宮久保もA型のはず。

では何が天才型なのか。何が傾奇者なのか。

凡人は投手を全体的に捉える。

いい打者は

・球の出どころ、
(手元から球が上にあがると変化球という判断)
※小浜が真っ直ぐとカーブ全盛期のころの話

や、

・投手のある関節にシンクロする
(足を上げる、トップの位置、膝が曲がる時などに)

や、

・球筋の軌道を予測する

などなど

いい打者には多様性がある。

※あくまでも小浜の考察なので気にしないでください。

そんな中、傾奇者の宮久保は球の回転で反応しているらしい。

これは聞いたことがないし、凡人はそこで判断するとどうしても遅れそうな気がする。

ちなみに小浜はイケイケの時はもちろんA型。
それ以外、
調子が悪ければコースにヤマを張るB型で戦っていた。

あともう一つ傾奇者ぶりを紹介したい。

打者としてどのような打球を打ちたいか?

超努力型の山本は『両サイドのポールを反対から巻きたい、バットのグリップから芯までボールを転がす感覚で打ちたい』とのこと。

素晴らしいの一言。

傾奇者の宮久保は『無回転の打球を打ちたい』

凡人での発想ではない気がする。

凡人が天才型を解説できないので動画をどうぞ。

②【守備】


傾奇者は守備力にも活かされる

打撃と同様、動くものを野生的に反応する。
いろいろ考えるよりも本来はこれでいけるならこれが一番強い。


外野手の魅力の醍醐味であるレーザービーム。
残念ながらこれは兼ね備えてない。


守備範囲の広さは一流にあると確信できる。
走力は中の上といった感じ。

総合
現在の肩×走力×野生での守備力を考えると、中の上から上の下あたり。
それ以上のレベルまで引き上げるためには、
やはり野生的な反応を磨きたい。

昔の言葉を使うとボール感に優れていると思う。

同じセンター出身からのアドバイス

小浜の勝手な考察になるが、宮久保の最大の魅力はセンターの守備力。

前述したように守備力は上の中まではいける。
ただ外野手は上位打線を担い、長距離が打てないとトップレベルに残れない。

それでは守備力を上の上にするには…
それは伝達力
※思いっきり死ぬほど小浜の考え

守備の要は捕手。

良く考えてほしい。

その対角にいるのはセンターであり、打者の反応や特徴を真正面から見れるのは唯一センターだけ。
真正面から得た情報を捕手に伝達しない選択はない。

小浜が中3の時に見ていたところ
変化球の時に相手打者はこんな反応するとか、踏み込んでくるのか開くのかなどなど…
チームに有益な情報をセカンド、ショートにも共有して捕手とベンチに伝達する。

それがセンターライン。
センターラインのセンターである理由。
この理解はまぁまぁ深いと思う。

まだまだこれから。
深いセンターになることを期待する。
※最後の試合にチームを救う最高のプレーをしましたが動画がありません。

③【走力】

これには本人も我ながら魅力を持っているのではないやろか。
走力は中の上。

今50m走の測定をしてるか?

おそらく走ると6秒後半のスピード感。

(※後日、本人から6.2秒とのことでした🙏
中3では上の中に昇格!
名誉のために訂正しておきます🙏
)

その選手が野球を続けて20歳になると、6秒フラットはいけるかな。

ただ6秒台と5秒台の壁はめちゃくちゃ厚い。
この差は埋まらない。
これだけは持って生まれた才能が支配する気がする。
鍛えに鍛えまくって、30歳で走力のピークを迎えたのは元プロ野球選手の金本さんぐらいか。

少し話が飛んでもうた。

戻って

思い切った走力は野生的に反応できている。
そこに5秒台の走力が備われば、無双状態。

その可能性を唯一

39期生で一番近いのが宮久保のような気がする。

④【最後に】

いつまでも直感を大事にしてほしい。
コレは誰にでもできるアドバイスではない。

直感を大事にすることは勇気がいる。
一番これには嫉妬ができる。

その直感は個性であり、凡人は自分の直感を最後まで信じきれない。

将来、天才型?傾奇者?
野球界を席巻することに期待し、注目するとともにいつまでも応援したい。

そんな感じで

度々の乱筆乱文、最後まで読んでいただいた皆様へ

                           "感謝"

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