1年後を想像する
かなり不謹慎なことを書く。
ど素人なので間違っているかも知れないが、今回の新型コロナはどうも免疫がつかないっぽい。だとすると、今後は共存する方向に舵が切られることになるのだと思う。免疫が出来ないとワクチンも望み薄なので、症状を抑えるような薬が開発されるのだろう。
それが出来れば、風邪かインフルエンザ程度まで脅威のランクは落ちるはずだ。(そもそも今回のコロナはいわゆる一般的な風邪の親戚みたいなウイルスらしい)
ただ、ワクチン(できる可能性はゼロではない)も薬も、すぐには完成しない。年単位の時間がかかるはずだ。しばらくは自粛→緩和→感染→自粛のループで感染の波をコントロールしつつ、薬が出来るまでしのいでいくしかないのだと思う。
経済は悪化するだろうし、生活は苦しくなるだろう。失業者も増加する。医療現場はずっと負荷がかかっているような状態で、大変なことになるだろう。人を増やそうにも専門的知識が必要だから、すぐには増やせないだろうから。ただ、直接医療には関係ない簡易的な仕事であれば、少しの訓練で出来ることもあるだろうし、失業者の中にはそういう職につく人が増えていくのかも知れない。
1年後、きっと世界は大きく変わっている。在宅での仕事が増えたりネットショッピングが主流になったり、学校ももしかしたら家で勉強するようになるのかもしれない。きっとテレビ番組の作りも大きく変わる。バラエティはひな壇がなくなってYouTubeみたいに個人が撮影した動画を組み立てるような内容になるかも知れない。旅行とかはどうなるのかな。一部のホテルやイベント施設はまだ病棟状態のままかも知れない。もしも簡単に結果がわかる精度100パーセントの検査キットとか出ていたら、それで事前に検査してOKなら旅行できますなんてシステムになるかも。
薬が出来たら、ゆっくりと戻っていくだろうけれども、変わったままになるものもきっとある。自分が今、歴史の転換期にいると思うと、不謹慎ながらちょっと昂ぶるものがある。私の仕事は不要不急系なので、今は暮らしていけても夏ぐらいからきっと苦しくなるんだろうなという憂鬱な気持ちもあるけどね。
新型コロナに罹らずに生き延びられたらいいな。
※某所に書いたものをリライトしました。
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