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半径5mの繋がり

①コロナがある程度落ち着きを見せてきたから高校一年生の時のクラスメイトと集まった。
男ばかりの13人。久しぶりに見る彼らの顔は少し大人びてた気もしたが、話し始めたらすぐに当時の空気になることができた。

まだテスト期間前の放課後の教室でみんなで勉強しながら騒いでた時が続いてるかのような感覚。
懐かしかった。

共通の話題も、見ている進路も、それぞれの生活も、もう大きく異なってきているけれど、高校一年生から7年経った今でも顔を合わせれば、感覚が蘇ってきた。

②大好きな4人組がいた。
よく4人で集まっては飲んで、取り留めもないことをダラダラと話した。
屋久島に旅行も行った。短い旅だったけど忘れられないくらい楽しかった。

4人が1年半ぶりに集まった。
1年半経っても関係は変わってなかった。
高校の人達と同じように、会ったらまた屋久島の時の感覚が蘇ってきた。


ぼくは人付き合いが得意な方ではない。たくさんの人と関わるのは疲れてしまうし、今でも会いたいと思う人も今まで出会ってきた人の中ではごく一部だ。

しかし、そんな会える人達が僕は好きだなと思った。時間が経ってても会えば、昔の感覚に戻ることが出来る。心と心が繋がっているような感覚。

たくさんの人と繋がることも素敵な事だけど
半径5mの中にいる心と心が繋がっている人達との関係を大切にする人生が、ぼくは好きだなって思った。


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