デルタ・マインド02耽美為る青渦Eセメタリー
溜め息を漏らす青髪を短く纏めてる女性。膝へと座って読者を行ってる後頭部を見下ろす。
秘書として行う仕事では無いと云う困惑と現状の戸惑いが合わさって半ばフリーズしてしまってる。
社長から子守りを指示されたお子さんが女性からお世話を受けており、弱ってると近寄って来た男の子が裾を引っ張る。正座にて座らされた結果が今の状態。時間まで戻れないために助かっても、指示通りと呼べるのか、微妙。
不思議と定着した関係性。
指先が触れた部分から全身へと気持ち良さが迸る。何が起きたのか、わからないまま素肌を触り続けられてる。
身体を洗ってあげた後、シャワーにて流す前に後ろへと回り込まれて背中に触れられた。
同じ手順にて泡を載せられる。但し、スポンジを使わず、素手にて。
手が届かず、前へと戻って来た。息を呑む。期待へと打ち震える身体が動かない。普通に洗われてるだけの手付きにて呼吸が甘く乱されてる。いやらしい手付きへと変わったら如何為ってしまうのか、怖くも思われる。
両手にてそれぞれを鷲掴みされた途端に意識が弾け飛んでしまった。
御手洗哀(みたらい・あい)
青髪をショートへと切り揃え、濃紺のスーツを纏う出で立ち。
大人し過ぎて対外的な仕事が向かず、秘書として務まるのか、疑問を感じる性格。真面目に取り組んだだけでは成果へと繋がらない。
応援がモチヴェイションへと繋がります。