天穹09桃花

桃花(トウカ)は桜花(オウカ)と一緒に並んで修行へと励んでる。

橙天(トウテン)が逃げ戻ってからダンジョンへと現れる怪物のレヴェルが強まり、半ば立ち入り禁止状態。朱火(シュカ)が勝手に潜らないように見張られてる中、黄輝(キキ)共々、模擬戦や訓練を受けてる。

本来ならば母親の藍樹(ランジュ)から教わるところでも、橙天の診察や監視にて忙しい。やはり、似た者父娘。

髪を掻き上げる紫闇(シアン)へと厳しさが観られないし、本人のやる気も観て取れない。熱心に教えを請われてるために仕方ないと云う表情が有り有りと窺える。

薬屋の双子犬姉妹が宿屋の狸女将から知識を授けられる奇妙な構図。


座学を経て回復士(ヒーラー)から修道女(セイクレド)へとクラス・アップした桜花が昇冥(ヴァイタル)を新たに憶える。ライフの全回復と上限の上昇を行う呪文。生命力を高めて自己回復と疲労軽減を促す。


頑張ったお陰にて錬成士(オラクル)から触媒士(ミディアム)へとランク・アップを果たす桃花が解呪(ディスペル)を新たに得る。対象単体へと施されてる効果を無効化。生物や無機物を問わず、概念範囲が広く、病気や状態異常にも作用を及ぼす呪文。


紫闇から助言を受けて幾つか補助呪文も憶える双子。性格へと合わせた種類の分け方を行った。

主に仲間へと使う呪文を憶えた桜花と他者へと用いる呪文を選んだ桃花。

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