デルタ・マインド14慇懃たる赤火

真逆、愛人が息子へと乗り換えるとは思わなかった。

事業を譲る事が早かったのかと溜め息を漏らす。

いや、理由としては別と思われる。

口説く事へと専念出来ると考え直したにも束の間、体力が衰えてた。若い肉体を満足させる事が出来なくなってたために離れられても、仕方なかった。

妻から相手されず、1人淋しい隠居を余儀なくされた。今までの付けと諦めるしか手立てが無かった。


物集女修杜

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