ゴウルドラム02グレイテル・タイド

一通りの巡回を終えて戻って来ると声を掛けられた。地下1階だけだからそれ程の時間を要しない。メタリックに輝く裸体とヒップを隠すような長さの髪。裸にしか見えなくても、クリア・シースルーと云う透明な防具を纏っており、呪法を受け付けない。Eカップへと視線を向けると喜んで突き出して来る。背後にて隠れるように立つ子供の姿へと気が付く。回復の才能を有するパイル・ヴァンガードであると紹介される。グレイテルがパイ君と呼んでるために男の子らしい。顔付きが幼過ぎて性別なんてわからない。防御力が備わっていない衣服。探索のメンバーを決めていないためにグレイテルを誘うと喜んで付いて来る。回復役のパイルは単なる見学に為ると思われる。水鉄砲みたいに手のひらから放つグレイ・ウォーターにてグレイテルが飛び交う蝙蝠のような見た目を有するイーヴィル・バッドを撃ち落としてるのに怯えるパイル。これでは本格的な探索へと連れて行けない。回復を期待出来ず、慣れるまでは深く潜れない。見学も無理では外の手立てを考えなければ為らない。


過去の戦歴を記録出来るリコール・レコードにてとにかく数をこなさせて慣れさせる。見た目が怖くなくて弱そうなモンスターを適当に選ぶ。印象が異なり、手頃な敵を見付けるまでは苦労した。本来ならば強い敵と戦って経験値を稼ぐための呪法なのにパイル以外にとっては単なる観賞会と化す。思い出話へと花を咲かせられるだけまだ増しだった。


パイルへと熱心に色々と教え込むグレイテル。恥ずかしそうなパイルが受け身と為ってベッドにて動かない。戸口へとお尻が向けてるグレイテルは気配にも気が付いてるはずなのに無視を決め込んでる。忙しそうなので要件を告げる事を後回しへとして立ち去る。その判断が間違ってた事へと気が付いた時点にて手遅れ。


直撃を受けたグレイテルが倒れ込む。無効化されないために呪法による雷撃ではなかった事に為る。対属性の攻撃を真面に受けて瀕死状態へと陥る。人の事を云えなくても、装備の効果へと頼り過ぎ。パイルへと治療を任せて雨雲のモンスターへと向き合う。稲妻と酸性雨による広範囲攻撃へと防戦一方の状態。グレイテルが動けるように為るまでは下手に動けない。攻撃を得意としないシングル・マッチが辛い。


グレイテル・タイド

雫を意味とする名前。ヒップまで届くメタリックな長い髪。

ウィズダム・メイジ

賢き者。

Eクリア・シースルー

透き通ってるために何も身に着けていないように見える。呪法攻撃をシャット・アウト。

グレイ・ウォーター

水滴を生み出す。灰渦を象徴。

スケイル・ブレイン

賢さの数値内にて上げ下げ。

ホール・カスケイド

対象単体を滝壺へと沈ませる。

ウォルム・フォード

対象単体を泡にて包む。

スコール・フラッド

対象全体を押し流す。

リコール・レコード

過去の戦歴を記録。今やオート・セイヴが当たり前と為り、用途を変更。

フィメイル・ロッド

女性専用の杖。

リズミカル・ロッド

早く唱えられる杖。

トータル・クラウド

雷雨にて攻撃する魔物。

リーサル・アシッド

強力な酸。

マーメイド・ロッド

人魚を模った杖。

ヴァーナル・ロッド

春風を呼ぶ杖。

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