姫矢御前03姫娜翔

放課後にわざわざ自己紹介をやり直す桃楜先生。律義と云うよりも体調を気に掛けてる様子。横へと立つ胡桃。山吹と云う名字が同じ事から関係性を読み取る。姉妹にしては少しばかり年齢が離れてる。前の学校にて指定された制服を着てるのか、白尽くめ。ベレー帽とコートが誰かと似通ってる気がする。校内の案内として適してる水萌は何かと忙しいし、自分が務めると心配を掛けてしまう。穂斑へと頼んで保健室にて待ってる事にする。


暗い通路を進む。明るい方へと向かったら魔法士が立ってた。何かを伝えようとしてるのに声が聞こえない。身振り手振りだけでは必死さしかわからない。背中へとしがみ付いて来る治療士。行き成り殴り掛かって来る格闘士。下手に避けると治療士へと当たりそうなので動きが限られる。何が起きてるのか、わからないまま格闘士のパンチを往なし続けてる。


陽葵さんから言われたポーズを穂斑と共に取る。仰向けに為ってる上へと穂斑が覆い被さってる。動けなくなるためにモデルとして差し支えなくても、じっとしてる事が苦手な穂斑が辛そう。穂斑では向いていないとしても、時間が取れない水萌へは頼めない。写真にて済ませると云う発想が浮かばないのか、モデルが不可欠な理由でもあるのか、芸術家の考えがわからない。自由に動けない穂斑が面白くなさそうに頬を膨らませる。気が付かれなくても、時間切れを迎える。静葵さんの声が聞こえるのか、夕飯が出来た事を手が空いてる者が知らせに現れたら、切り上げと為る。陽葵さんの部屋にて穂斑と共に居ると云う状況では呼びに来られる者が水萌だけと為る。

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