デュアル・サイト11幸邑泰斗

地蔓さんと結ばれたために大家さんなんて呼べなくなる。

佳鈴から起こされる事や義理の父娘として一緒に登校する事が増えた。甘え方が父親へと対する態度とは思えないために怪しまれる。胸を押し付けるような腕の取り方では致し方ない。

それに起こし方にも問題を孕む。

毒島先生の指導が厳しく為ったと云うよりも、何だか求められる機会が増えた。2人だけと為ると必ずの勢い。次第に何を教わってるのか、わからなくなった。

PTA会長の游から会員である人妻の何人かと関係を持たせられる。その内の数人がアパートへと引っ越して来て積極的にアプローチを仕掛けられる。佳鈴が割り込んで制してくれなければ地蔓さんとの時間が減る。体力的に差し支えなくても、相手を選びたい。

応援がモチヴェイションへと繋がります。