【東証売買停止、投資家に5つの影響】

今日の東証のシステムダウンについて何かしらの記事をピックアップしようと思っていた最中にmanakaがnoteに書いていたので僕もこの記事をピックアップ.

manakaの記事はこちら.

スクリーンショット (62)

今日の昼に日経平均を見たらいつもはジグザグになっているチャートがこの通り一直線になっていたので理解が追い付かなかった記憶があります.

前置きが長くなりましたが,投資家に出た5つの影響というのはこれら.
・1日の注文は「失効」に
・投信の売買も停止
・積み立て投資、注文約定できず
・私設取引、受け皿にならず

記事には5つと書いてありながら4つしか書いてないのが疑問ですが,それぞれ思ったことを書いていきます.

・1日の注文は「失効」に
例えば投資家が仮注文をした後でその注文を取り消せないといった不具合を解消する意味合いでこのような扱いになったのでないでしょうか.

・投信の売買も停止
おさらいですが投信は投資信託の略.証券会社が投資家から集めた資金を使って株式や債権をパッケージとして投資・運用する商品のこと.シンプルに言うと投信は株式と債権をひとまとめにして売っているものだから株式の値段が付かないことには投信の値段も付かない,故に投信の売買も停止.といいう理屈でしょうか.

・積み立て投資、注文約定できず
約定とは売買が成立すること.注文約定が出来なかった原因はシステム障害のタイミングが月初めの1日だったかららしい.同じ原因で影響が出たのはIPO新規株式公開をした企業.初値が付かないらしい.

・私設取引、受け皿にならず
東証のシステム障害が大きく取り上げられている中,他に株式の取引を出来る市場はないのかと疑問に思った方もいるはず.私設取引システム(PTS)などの市場でも取引は出来ます.ネックとしてはPTSで取引するには別途、注文時に「PTSで取引がしたい」と設定する必要があるらしい.これは投資家目線では非常に手間が掛かるのではないか.

~その他思ったこと~
・今朝は日銀短観が発表されたのでその影響により損失を被った企業も多いのではないか
・東証のシステムが使えなくなったことで改めて東証の重要性が浮き彫りになった

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