マガジンのカバー画像

とある女性の生きる道

29
まとめました
運営しているクリエイター

2023年4月の記事一覧

とある女性の生きる道-25-

高校3年生の時、担任の先生がとてもとても素敵な先生だった。 小柄で明るくて、みんなから慕…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-24-

友達にはとても恵まれていた。 学年が上がるにつれて、大学の進路希望によって、クラス分けが…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-23-

私には夢があった。 小学生の頃は、看護婦(昔の呼び方)になりたかった。 父の影響だったの…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-22-

私は気の多い人間なのだと思う。 高校1年生の時、実行委員を一緒にした男の子が気になるよう…

イヴ
1年前
1

とある女性の生きる道-21-

高校時代、一生忘れられない人と出会う。 CDレンタル屋の店員の男性。 たぶんはじめから、何…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-20-

ラジオを聞くのも、変わらず好きだった。 そこまで多くはなかったが、ハガキを送っていたこと…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-19-

その他にも、いくつかのバンドやアーティストを好きになった。 文化祭の実行委員で一緒になった男の子にもらった、あるバンドの曲が入ったカセットテープを聴きまくった。 同じアーティストが好きだった友達と一緒に、初めてライブハウスにも行った。 文化会館とは違い、立ち見でぎゅうぎゅうの客席は苦しかった。 けど、近すぎる距離で見るパフォーマンスは圧巻だった。 コンサート観戦の予定の日に、部活で急に用事がてきてしまったこともあった。 終わって急いで向かったところ、すでにアンコー

とある女性の生きる道-18-

中学の頃は、遊びに出かけてもせいぜい電車の駅2つ分くらいの近場までしか行ったことがなかっ…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-17-

高校生活で強く心に残っているのは、部活動だ。 高校でも吹奏楽部に入った。 練習は、厳しか…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-16-

高校は、受験して私立に通った。 電車を乗り継ぎ、駅から坂を上り下りして学校に向かう。 な…

イヴ
1年前
1

とある女性の生きる道-15-

ある時、ラジオとカセットテープが聴けるウォークマンを買ってもらった。 青いメタリックカラ…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-14-

私を語る上で欠かせないものがある。 それは、音楽。 小学校の頃は、アイドルにはまった。 …

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-13-

ひとつ、夏の記憶がある。 小学校高学年だったか、中学生だったか。 夏のお祭りで、屋台に釘…

イヴ
1年前

とある女性の生きる道-12-

ある日のこと。 その日は酷い雷雨だった。 中学校から家まで徒歩数分。 急いで帰ろうと一人早足で歩いていた。 すると突然、辺り一面がピカッと光り輝いた。 瞬間、音は消え、景色も地面さえも、何も見えなかった。 私は頭から足の先まで、光に包まれた。 どれくらい経っただろう。 もしかしたら数秒も経っていないのかもしれない。 気づくと、いつも通りの景色が戻ってきていた。 ゴロゴロと雷が鳴り、強い雨が降っていた。 痛みは何もなかった。 何があったのかわからなかった。 ただただ、こ