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自粛期間中の取り組み

今回の部員日記は、環境情報学部2年の平本茜里が担当させて頂きます。

部活動が中止になってから早くも1ヶ月が経ちました。この自粛期間中、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。例年ならGWに行われるリーグ前合宿があり、春リーグに向けて一生懸命練習をしている時期です。しかし、世間は「新型コロナウイルス」により不要不急の外出自粛、自宅での生活を余儀なくされています。


そんな中、女子部ではオンラインでの活動をしています。オンラインで同時にトレーニングやビデオ分析を行い、時には雑談やオンラインで行えるゲームをしています。また、自粛期間中に決めた個人の取り組み継続の為の反省など様々な活動をしています。私は自粛期間をより有意義なものにするために、本を読むことに取り組んでいます。二つ上の兄が持っていたデール・カーネギー『人を動かす』という本を読みました。300ページほどの本ですが、昔から本を読むことが大変苦手なため1ヶ月かけてやっと読み終わりました。この本は、周りから尊敬されるようなリーダーになりたい人から人間関係をより良くしたい人まで多くの人に役立つ、「人を動かす三原則」が記載されている本でありまして、実際に起きた事件やエピソードと共に実生活での活かし方について詳しく記載されています。この本を読み、人との関わり方や自分自身について考えさせられました。人と関わる上で何が必要なのか、相手が大切に思っていることとは何か。また、自分自身が何を感じ、何を思ったのか。この本を通して学ぶことがたくさんありました。小学3年生から大学2年の今まで続けているソフトテニスは私が一番長く時間を費やし、努力してきたものです。そんなソフトテニスが自分にとってどんなものなのか、何を目標として時間や体力を費やしているのかを深く考えていきたいと感じました。


先程も申し上げたのですが、私は本を読むことが本当に苦手です。読んでいる最中に他のことがしたくなってしまったり、同じ文章を何回も読んでいて全然進んでいないといったことが多々あるため、読むことに飽きてしまいます。しかし一冊の本でこんなにも考えさせられたのは初めてです。本を読み、自分の知識や考え方の幅が広がっていく感覚がとても快感でした。自粛期間に自分がこのような取り組みをする時間が確保することができて良かったと感じています。


自粛期間になる前に、とある就活中の先輩に「今を全力で生きることが大切だよ」というお言葉をいただきました。その先輩は何も意識することなくさらっと仰っていたようでしたが、私はこの言葉にとても重みを感じました。今は部員の方や友達、みんなに会えない日々が続き、寂しい気持ちでいっぱいですが、1日も早く日本が元気になり、またみんなで練習したり遊んだりできる日が戻ることを祈って、今の生活をより充実したものしたいです。


拙い文章となってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともどうかお身体をお労りください。


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