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今日のまーし #89 結婚式

いとこの結婚式に誘っていただいた。

自慢じゃないけど、ボクには「いとこ」が2、30人ぐらいいる。らしい。
自慢じゃないけど、ボクはいとこの名前が全員わからない。
自慢じゃないけど、ボクと「いとこの関係性」を話すると、あんまり誰とも話があわない。


ボクの父は4人きょうだいで、ボクの母は5人きょうだいだ。
そんな環境で育っているおじおばだから、子どもの数も多い。
だから、ボクはいとこの名前を全員認識できていない。

そんな関係性だから、これを読んでいるみなさんの「いとこ」の関わり方と、ボクにとっての「いとこ」の関わり方がまるで違ったりする。

いとこは年に数回会うもの・・・らしい。
ボクが小さい時はそういう会を開いていた。
ボクもうっすらと覚えてはいるんだけど、あんまり覚えてはいない。

そんなボクたちはお互いにいとこの結婚式に呼んでもらえない。
理由は、「一人呼べばみんな呼ばなくちゃいけなくなる」し、「みんな呼べば収拾がつかない」からだ。
ただでさえおじとおばを呼ぶだけで14人(7人のおじおばとその配偶者)呼ぶことになるのだ。
ほんと、大変だ。
だから、そういう場面にボクたちはいとこを「呼ばない」んじゃなくて「呼べない」のだ。
そういうわけで、ボクにとっての「結婚式」なんてものは、何やらめんどくさいものに感じてしまっていて、大きなハードルになっている。
まあ、そんな人がいればいいんだろうけど、なかなかそういう人は現れないし。(笑)
みんなよく結婚したなあと思う。


先月ぐらいに父親から電話があって、「お前、Kちゃんの結婚式に行ってほしいんや」といわれたのだ。
話を聞いていると、父親はどうしても外せない用事が入っているらしい。
代わりに母親の運転手として、行ってほしいとのことだった。
そういうわけで、いとこの結婚式にお邪魔することになった。


結婚って、やっぱり幸せの絶頂だから、本当に幸せそうに見える。
「どんなの状況でもついていきたいと思う人に出会いました。」
そんなことを新婦さんは嬉しそうに話していた。

なかなかそんなことって軽く言えないことだよね。
でも、本当にそう思ったからこそ、言えたことなのだろう。
本当に素晴らしいことだと思う。


それと、そのお二人の周りにいる仲間の多さにも驚かされた。
こんなご時世だから、結婚式や披露宴には来れなかった。
だけど、「写真をとるときだけでも」といろんな人が駆けつけてきていたのだった。
それだけ、二人の人望や人格なんかがわかる。
そんな瞬間だった。


たぶん、どんな夫婦であっても、一緒に住んでみれば、いろんな違和感を感じざるを得ないだろう。
「こんなはずじゃなかった」というようなことを思ってしまうことはたくさんあるものだと思う。
家族の関係性だとか、小さなことなのかも知れないけれど、習慣や価値観の違いだとか。

もちろん夫婦側だけじゃなくて、家族側だっていろんなことを感じてしまうものだ。
ボクも一応いろいろ見てきたから、知っている部分も多少はある。
だけど、そういうことを乗り越える覚悟あるから、「この人と結婚しよう」と思ったのだろう。


覚悟あるから、どんなことも乗り越えられるし、幸せを感じることができるんだろうなあ。

今日も読んでくださってありがとうございました。

すごく心のこもった結婚式に参加させていただきました。
新郎新婦、カッコよかったし、綺麗だったなあ〜。

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