発達障害 年中の生活

前回からの続き。年が変わって(2022)年中になりました。諸事情で公開時期が遅れて書いています、私の忘備録。誰かの役に立てば幸いです。

年少で仲良くなった子供達や結束の生まれたママ達でしたが春になりこの年の年少さんは就園の子が少なく、ほぼそのまま年中に上がりました。

なので2クラスに分かれ、仲良しの子と離れてしまいました。息子はとても寂しそうでした。新しいクラスは8人編成で半分は年少時のお友達。半分はあまり馴染みのない1つ年上の年長さん達。年中年長混合クラスです。

1年もいれば顔見知り以上には慣れるほどのコミュニティだったので親的には特に問題は無かったですが…。。
新しい教室、先生、環境に息子は戸惑いました。年少の初めの頃にタイムスリップしたみたいに廊下に出たり玄関まで逃げたりして落ち着かなくなりました。前の教室の前から離れなかったり…受け入れるまでに時間がかかりそうでした。

息子担当の先生は挨拶くらいしかした事がなかったので初日に軽くコミュニケーションを取りました。(通園している療育は担当制です)前もって作成しておいた子供に関するメモを担当の先生に渡しました。メモの内容は、
●息子の特徴 ●年少の引継ぎ
●息子の性格 ●食に関する事
●仲良しの子 ●息子のこだわり
などを書いていました。

最初の1週間は付き添いなので様子を見ました。その後は母子分離になったので内心はとても気が楽になりました_:(´ཀ`」 ∠):

年少でも週2日は分離があったのですが今度は週1回付き添い半日するだけで後の4日は分離!
まるで保育園時期のようで予定も立てやすくなりました。とは言っても今まで通りのSTや勉強会、交流会、イベント、遠足などは母子出席になるので行ってましたが。。

年中の幕開けから夏あたりまではやはり息子は苦戦していたようです。給食も前のクラスで食べないと落ち着かなかったり不安定な時期が続いたり…少し時間をかけて先生から配慮も色々してもらい現在はとても落ち着いてクラスに馴染めています。年長さんとも仲良くなりいつも一緒に遊ぶお友達もできたようです。

年少の頃は仲良しと言ってもその場に一緒にいるだけで遊んでいるという感覚は薄かったです。追いかけっこなどはしていましたがそれだけで言葉のやり取りは皆無。でも年中になり友達と手をつなげるようになり物を貸してあげたり遊戯室に行こうと声を掛けたりできるようになっていて交流面でも成長を感じました。

息子と先生とも少しずつ仲良くなり信頼関係も築いていき毎日帳面に息子の行動面、感情面についての報告があり給食の事なども細かく書いてくれていてわかりやすかったです。食べられる物も少しずつ増えていきました。

未満児の頃の先生やクラスの特徴は、まず療育に慣れて子供の特性を見ること。親のケアと今後の見通しなど。
年少の頃の先生やクラスの特徴は、生活リズムや特性への向き合い方、躓きを少なくするための工夫や親の接し方などでした。親も勉強して実践する。そして待ってもらえる環境、寄り添ってもらえる環境でした。

年中からは今までの生活を引継ぎますが少しテンポをあげて待ってもらえる時間が少し短くなり我慢する事を少しずつスモールステップで実践し覚えていけるような訓練。寄り添いつつ今までと違ったアプローチ仕掛け方など工夫が見られ年少〜年中の先生の連携の凄さを感じました。自分の子以外をみてもこの1年やれることや少し改善された事など成長の感じられる1年だったと思います。

2023年現在も年中年長クラスで過ごしていて4月で年長になる予定です。
発達検査の結果を面談の先生から聞きスコアの報告、各項目の検査結果や実際の検査中の息子の動きと普段の動きの差異を先生と面談しながら息子の近況や状態などとすり合わせ、今後の話などをしました。

全体的に5歳の息子の発達指数は年齢の半分くらいの出来でした。2歳半くらいのスコアです。数字だけをみても何の実感も湧かないしさほど気にしてはいないです。あくまで参考程度で数字よりも実際の子供の様子や状態の方が大切なので先生も現場の方を知ろうとしているように見えました。

発達検査は年に1回から2回やり、おおよその目安にはなるのかもしれませんが主に手帳を取るときに必要って感じに私は思ってます。他にもあるのかもしれませんが数字を気にしてしまうと肝心な現状が頭に入らなくなりそうなのであまり気にしないようにしています。

年長からは今後の進路に関することを書いていこうと思います。春まで残り少ない年中さんでの生活を楽しく過ごしていけるようにします。



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