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~ショウタロウのつぶやき2~

アイデアを生みだすために、最初にやるべきたった1つのこと

皆さん、こんにちは。ショウタロウこと「W」です。仕事でも生活の中でも1度は、誰もが考えたり、悩んだりした経験はありませんか?「アイデア」。今回は、そんな際の「ヒントになれば幸いだなぁ」思い専門家の知恵を拝借させて頂きます。宜しければ、お付き合い下さい。

価値観が多様化し、先行き不透明な「正解のない時代」には、試行錯誤しながら新しい事にチャレンジしていく姿勢や行動が求められる。そのために必要になってくるのが、新しいものを生みだすためのアイデア。
アイデアに対して苦手意識を持つ方もいると思います。
私自身も苦手です。切羽詰まった状況や好きな趣味に関しては、案外楽にひらめくモノですが、特に仕事に関しては、なかなか出て来なくて、ミーティング・会議で煮詰まってしまう事がありますよね?

「問題(原因)」と「解決方法」を分離して考える

例えば、エレベーターの待ち時間。イライラを減らす為のアイデアをたくさん生み出せるものか?
もう少し解像度を上げたほうがアイデアの土台になりそうです。
「待ち時間が長い」は、具体的にどのくらいの時間なのでしょうか? エレベーターのボタンを押してから5分以上かかってしまうのであれば、それは、「物理的」に時間が長いと言えるでしょう。
 しかし、人によっては30秒だとしても「待ち時間が長い」と感じる人もいるでしょう。その場合は、また違ったアプローチが必要になってきそうです。
ボタンを押してから実際にエレベーターが来るまで5分待たされるといった「物理的に待ち時間が長い」ことからイライラが生まれています。そして、問題が解決された理想の状態は、「ボタンを押してからエレベーターが来るまでの待ち時間を物理的に短くする」ということです。

「問題」と「理想の状態」の差分がアイデア

ですから、考えるべきことは、この2つの差分を埋めるべきアイデアとなります。つまり、「待たされる時間を短くする」ためのアイデアを考えればいいのです。
物理的に待ち時間を短くするアイデア、と考えると途端に考えやすくなりませんか?
例えば、エレベーターの速度を速める・エレベーターの数を増やす等です。
各階での乗り降りに時間がかかっていると仮定してみると、
・エレベーターの入り口の大きさを広げる
 ・エレベーター自体を大きくする
 ・開閉のスピードを速める
 ・「最後に乗った人が閉じるボタンを押しましょう」とポスター を掲示する
といったことが考えられるでしょう。
 また、上の階、下の階に行くための方法としてエレベーター以外に手段がないからイライラしているとします。違う手段でも早く行く事が出来れば良いと考えれると、
・エスカレーターを設置する
・階段の使用を奨励する
などが考えられます。

思いついたアイデアは、全部書き出して思いついたら、アイデアは全部書き出してしまいましょう。
 テレポーテーション出来る様にする、滑り台を設置する、というアイデアは、そもそも科学的に不可能だったり、オフィスがある様なビルにおいては無理なアイデアかもしれません。
 しかし、このような実現不可能なアイデアの断片も残しておくことで、いいアイデアをつくるための材料になることもあるので、全部書き出しておきます。
 実際、エレベーターの数を2倍にする、と言っても無理なように思えますが、実際にこのアイデアを実現させている例があります。
 ダブルデッキエレベーターといって、予め偶数階に行く際の乗り口と、奇数階に行く乗り口をエントランスで振り分けることで、2階建てのエレベーターにして運用しています。エレベーターの本数を増やすことなく、エレベーターのデッキの数を2倍にしているのです。
後は、KJ法をご存じでしょうか?ある問題・課題に対して、付箋を使ってチームの全員が、同じ課題解決の元で「知恵出し」=思いついたアイデアを付箋に書き出し、実現可能なアイデアと不可能なアイデアに絞りながら、限られた条件でも使えるアイデア+アイデアにして解決に導いて行く方法です。

既にご存じの方も多いと思いますが、アイデアは、既にあるモノに「ひと工夫」するだけで斬新なモノになる事が多いのです。苦手な事にチャレンジする気力が続かない場合などは、自分が好きな事やご褒美を合わせるだけで続けられる事も多くあります。学習する事が続かない、ダイエットが続かない、家事をする気になれない等、誰もが直面してきた事も「問題」と「理想の状態」の差分がアイデアとして是非、解決してみて下さい。
今回も最後まで読んで頂き、あるがとうございます。 「W」より

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