ECビジネスへの理解

ECビジネスをコア事業としたクライアントを相手にする立場に身を置いている。ファンクション軸ではいくつか会話できる武器はあるものの、ど真ん中の部分で武器がないまま、数字をあげ続ける必要がある。

もちろん、自分でできなくてもチームなので、そこに強いメンバを活かして結果を出せばいいじゃん。って考え方もあるのですが、ひっぱる立場である以上、少なくとも努力する必要はあると感じる。
ここは自分の理想の上司というのが、そのチームで一番実力を持ち、背中でひっぱるという昔ながらの考えが残っているというところを否定したくないということが大きいかも。リーダーの力が、そのチームの限界になりうる。ということがそうだとすると、結構致命的でもあるため。

そこで、Note上で、この業界の構造、自分の考え方、やるべき事を少しずつ整理しながら、大きな自分としての武器をつくっていきたい。


まずは、外部サイト見ながら、ECのOverviewを以下に整理。その後、各Topicの解像度をあげながら、整理を進めたい。

まず、EC(Electronic commerce)とは、以下の4つの流れがある。
「BtoC(企業と消費者間での取引)」
「CtoC(消費者間取引)」
「BtoB(企業間取引)」
「DtoC(メーカー自身による消費者との直接取引)」

まずは、
■BtoC型のEC事業
①自社ECサイト
②テナント型
現実世界におけるショッピングモールと同じ要領で、Yahoo!ショッピング、楽天市場などに店舗をかまえることで、自社のあらゆる商品を販売。
③マーケットプレイス型
ショッピングモールへ自社商品のみを出品・販売すること。商品の情報のみをモールシステムへ掲載します。代表的なモールシステムとして、Amazonが挙げられます。

■ECビジネスの運営業務
フロント業務
①マーケティング
・SEO、リスティング広告
Googleの検索エンジンへの対策を行い、検索結果にて、上位表示を目指すための施策。順位は常に変化するため、長期にわたり取り組む必要があり。また、自社ECではなく、ショッピングモールやカートシステムに出店または出品する場合は、該当のシステム内にてもSEO施策を行うことが必要。

・アフィリエイト広告
アフィリエイターが所有するブログなどのメディアや、SNSアカウントなどを通して、商品の紹介や宣伝を行う手法。その際、宣伝を依頼したアフィリエイターへの報酬に加え、アフィリエイターを所有する企業である、ASPに対して、紹介料や成果報酬を支払う必要があり。

・ソーシャルメディア
自社EC事業でInstagramやTwitter、FacebookをはじめとしたSNSアカウントを開設し、自社ブランドや商品の露出機会を増やす。

・メールマガジン
自社で所有している顧客データに基づき、定期的にメールを送信することで、顧客の囲い込みを図ります。自社で顧客データを管理している場合には、購入回数や会員ランクなどのカテゴリーを設け、それぞれに合ったメールを送信することで、効果的にリピーター獲得を目指すことができる。

②マーチャンダイジング
・商品企画・開発・調達
市場ニーズを踏まえ、ECサイトにて販売する商品の企画や、商品選定を行い、計画的な調達を考える。この市場ニーズをどうとらえるかがポイント。
ファッション業界だと、AW、SSで海外でコレクションが行われ、トレンドが起き、在庫をおさえる競争が始まる。SPA企業だと製造から行うが、そのラインを持たないブランドは、在庫の確保が勝負となる。
・在庫管理
商品の販売予測に基づき、仕入れを行う数量の決定、既存在庫管理など、自社で抱える在庫状況の調節を行う。
・価格調整
在庫状況の調節に伴い、販売価格の見直しや、商品の入れ替えを行う。

バックエンド業務
①商品情報登録
基本情報登録=販売時に欠かせない最低限の情報
詳細情報登録=購入を検討する際に参考になる情報
ささげ業務=「撮影」「採寸」「原稿」の頭文字

②受注管理
保管管理/受発注管理/顧客対応

③総合管理
数値管理/外部連携/システム運用

といった形で体系化を進めて、アウトプットのクオリティをあげていきたい。一般常識レベルからのスタートなので恥ずかしいかぎりだが、そこに自分の経験を織り込んで、PoVを定義できるようになるため24年中にエキスパートになるべく努力を重ねたい。





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