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エンターテイメントについて私が思っていること

みつけてくれてありがとうございます。

映画『Greatest Show Man』を観たとき、私は複雑な気もちになりました。
まずは、素敵な歌!最高のパフォーマンスをつくりあげようと力を合わせて試行錯誤する姿に感動しました。

もう1つ思ったことは、見世物の風俗習慣の存在です。見世物小屋 というのは聞いたことがあって、日本では江戸時代から昭和初期にかけてお祭りや催し物の際に開かれていたものであるということは知っています。蛇を食べたり、奇形で生まれた方を見ることでお金をもらうという風俗習慣です。私は見たことがないけれど小人症の方によるプロレスが人気を博していた時代があるということを聞いて、私は胸が締め付けられる思いでした。もちろん、エンターテイメントを提供する方々みんなが行うことに賛成なら私はそれを応援するし、逆に小人症の方にプロレスをさせるな、かわいそうだという声をかければそれこそ差別反対主義の皮を被った本当の差別主義者になってしまっているかもしれません。難しい。

奇異な外見を観客が好む傾向にある為、一目見てその特徴が把握できるものが一躍人気が出る傾向にあるのも分かります。私も見た目にインパクトのあるものや人には目がいきがちだし、きっとそれは私だけではないはず。

それだったら、見世物の定義を考えます。サーカスは?ダンスも、歌も、ミュージカルもお笑いもプロレスも、テレビだって全て見せ物とくくろうと思えばくくることができると思います。自分を表現したもの、人に見せるものは全て見せ物。それだったら見世物小屋だけだめなのか、

なんだか難しくなってきた。

私は聴衆と差別化を図ったようなエンターテイメントが嫌いです という結論です。はっきり言います。おかしいものを笑うのが嫌いです。みんなが幸せになれるエンターテイメントが好きです。容姿をいじめる小学生を思い出します。いつまでそんな幼稚なことやってるの?と思ってしまいます。お笑いだって女性に対してブサイクやデブといった罵声をあげたり、人を傷つけるようなお笑いを拝見しても私は何も面白くないです。芸人さん側はどう思っているのか分からないし自分の表現したいことを舞台で表現したら良いし私はそれを極力尊重したいと思っているのですがたまに見ていて、絶対この人本心でお笑いしていないなあという様子が見受けられる時があって、そのときは本当に胸が痛いです。

芸人は体張ってなんぼみたいな傾向にありますが、そんなことないです。身体を張って笑いをとる姿にいつも笑わせてもらっていますが、いきすぎたふざけや虐を感じることが私は見ていてしんどくなる時があります。

障害のある方をボランティア支援するグループに所属していて思うことは、とても力強いということ。支援する側の私は何度も力をもらいました。職場にも特別支援枠というものがあり、誰もが働ける住みよい街というものは少しずつできつつあります。世界に広がるスターバックスも障害のある方を積極的に受け入れ、働きやすい環境を提供してくいます。

みんなが、満足のいく働き方を、人生を、送ることができますように。

最後まで読んでくださりありがとうございます。ご自愛専一に、良き日をお過ごしください。

サポートしていただけるなんて!巡り巡って心優しいあなたの元へ帰ってきますように。