スト6のマスター到達記事、大体嫌い

 これもまたスト6に関係はないんですが、こういう現象を一番感じたのがスト6だったので、流行ってるコンテンツと言うことでスト6が選ばれているだけです。たぶんGGSTが一番流行ってればGGSTだったし、鉄拳8が一番流行ってれば鉄拳8だったし、GBVSRが一番略

 マスターに到達しましたみたいなやつ、それについて単に喜んでるところを語ってるだけであれば特に気にならないんですが、大体こんなことをやってました、こんなことをやっていればマスター行けます、みたいなレポートになってくると、そういう記事がとても苦手です。

これやってれば大丈夫ですの無責任さが苦手

 要はボブの絵画教室なんですね、それ。全然簡単じゃねぇから。そんな単純なことで勝てるゲームだったら誰も嘆いてないから。

 数学でも体育でも何でもいいんですけど、実戦が上手い人だからといって誰かにものを教えるのが上手いとは限らず、むしろできない人の気持ちが分からんままに雑なことを言う人の方が世に多いので、本当にこの誰も得しない状況が苦手です。

 ものを教えるだとかコーチングするだとか、そういうのは誰でもすぐにできるわけではなく、むしろその心得がない人が教える側に立つと大体の場合逆効果に終わります。そういうのの被害に遭った経験だらけでしょ、みんな。

体系的に教えるのが難しすぎるというのはある

 ざっくりと、コントローラ・使用キャラ・操作タイプ・プレイ時期(キャラ調整の時期・その時のメタ)……によって、勝利のために考えること・効率の良い練習方法が変わってくるゲームなので、そもそも思ってる以上に教えるのが難しすぎるよ、と言うのがあるかも知れません。

あるいは、相対的なものに過ぎないそれに絶対的なものを感じない

 ルーキー帯とかブロンズ帯、シルバー帯、ゴールド帯、プラチナ帯……あるいはMR1500だの1600だの、そういう区分けで語られるのが苦手です。

 単にその時期に新規ユーザが増えればLPが原点に近い層から穏やかな感じになるでしょうし、もうマニアしかやってない状態になればどこの層も地獄になります。あるいは、遊ぶ時間帯によっても熟練度の傾向に違いが出てくると思ってます。

 単にLPだけ見て、それでこの範囲ならこういうことをすれば大丈夫だよ、みたいな、そんな説明に救われたことがないというか。結局はその時その時の状況を見て都度対策方法が分からなければダメだし、どうすればいいのか簡単に正解が出てくるもんでもないので本当にひどいです。このゲーム。

 だからってよかれと思って書こうとしてるそれをやめろと言うつもりはないし、逆に、その攻略っぽい内容を書かせない方が問題です。誰かの自由を縛る権利も根拠も理由も僕にはない。

 ただただ、単に自分の役に立たないそれが目に入るたびに、心の狭い私が勝手にしんどい思いをしてるだけです。

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