シェア
←前半 後半→ 第七話 遥かな香へ捧ぐ 雑木林に放し…
←前半 後半→ 第六話電車に乗ったら、こんな場所へも来…
←前半 後半→ 第五話 僕は人と話がしたかった 飼い…
炎天下に溶けゆく影 猛暑が肌に刺さる 浜辺で聞こえる子どもたちの笑い声 夏ならではが 気持…
←前半 後半→ 第四話 自己実現的な言及 白い靴を買…
わたしの指紋は警察署に保管されていると思う 過去に2回、ストーカー被害に遭い 1度目の被…
風薫る、新緑が目に眩しい季節 わたしは窓際に座って観葉植物の葉を拭く 埃まみれにならないよう葉を拭く 4月の誕生日、観葉植物と分厚い手紙をもらった 手紙は、果たし状かと思ったら本当に果たし状で 「将来、この観葉植物を墓石代わりにしてほしい」 送り主はレオ氏 彼らしい 手紙には、観葉植物を大きく育て 自分が死んだら木の下に 自分の遺骨とこれまで家族だったネコ達のお骨を埋葬し、わたしと奈々も一緒に埋葬してもらえるよう弟へ話をしてくれとあった アニメにそんな話を観たような と
結論から書く 有料記事において 「頼むからコメント欄にネタバレさせないでね」 わたしの個…
5月は、うさまろと散歩 青空は 天宮から降り注ぐ恵みだね 心地良い風が今日を包む 爽やか…
←前半 後半→ 第三話 ネズミへのわずかな恩を 沈痛…
先日は食事を作らず 母と外食に出た 隣の席へお座りになった 高齢のご夫婦が上品で 店員さん…
うちの祖父(以下、爺さん)は大の応援好きだった うちの大おじが議員だったこともあり 後援会…
春の夢。 私が目覚めると笹の茂る中に無造作な形で横たわっていました。 これは夢だと頬に手…
世界の彩りは 喜びと憂いが交差して起こる ひと降りの雨に命の尊さ ひと降りの雨に命の脆さ 濡れた路地に広がる静謐 生命の途上で息遣いを交わし 時は来て そして去る 集う人々の笑みや涙 雨に打たれ濡れても それぞれの魂がここに宿る 喜びが宙に舞い上がる 雨が祝福に変わる 心が潤い輝きを生む 傷みが芽生える懐 喪失の痛みが心に刻まれる音 雨が涙となって落ちる頃 雨駆ける生命の神秘をまとい 人の喜び 人の憂い 人が人であること 詩が奏でられる この感受性に おはよう