体が思い出して来た⁉最近のサーフィン~~波待ち日記~~
9月29日(水) 南千葉 平砂浦ポイント
ムネカタ(台風スウェル)
この日は台風のウネリが入ってきたので、デカすぎないポイントを探していました。そんなとき考えていたことは、最近のサーフィンについて ――
今年の春に南房総の館山と東京の二拠点生活をはじめたこともあって、毎週末、サーフィンの時間が持てるようになりました。
週1サーフィンなんで、そんなに多い回数ではないと思いますが、子供が産まれ低空飛行を続けていた僕にとっては、若いころのようなコンスタントなサーフィンライフです。
そのおかげか、サーフィンの感覚が若いころに戻ってきたような感触がしています。
サーフィンの回数が減ると、どうしても掘れない緩やかな波を選ぶ、ちょっと消極的なサーフィンになっていましたが、今では掘れたピークを求めるような気がしています。(サイズは小さめです)
そしてサーフタイムの始まり ――
今日は台風のウネリから綺麗なAフレームの波が立つ平砂浦の某ポイント。駐車場に車を止める時点で感じるプレッシャー、その理由はいつもと明らかに違う、猛者感を抑えきれないサーファー達のせい。
自分の力量で楽しめるのか、海をじっくり観察します。
中央のピークはセット頭オーバーの波が来ており、そこに集まる人達はスムーズなテイクオフからボトムtoトップの綺麗なマニューバを描いています。
あそこは無理だな。
少し左に目を向けると、1サイズ落ちるリーフからのレフトブレイクがあるので、僕はそこ狙いでパドルアウトしました。
アウトについたものの駐車場で感じたプレッシャーのせいか、まずは静観。まわりのサーファーがどの波をどんな風に乗るかウォッチします。
フムフム
「あの人はパーリングを嫌いショルダーに逃げながら乗るな」
「あの人はライト方向の波を狙っているな」
「あの人は確実にメイクするので気を付けないと」
そんなことを考えていると自分の前にピークが来たのでテイクオフ。サイズこそ大したことなかったが、これぞ台風スウェルと言わんばかりのパワー、水量、厚みのある波で、ロングライドすることができました。
そんな感じで、とりあえず来た波に乗っていると、よりサイズの大きな波、掘れたセクションを求めるようになり、思う存分サーフィンを楽しめていた若いころのような懐かしい感覚を思い出してきました。
ふと時計を見たら2時間がたっていた。普段はこのあたりで上がるのですが、年甲斐もなくこの日はもう1時間追加で合計3時間頑張りました。
もう最後の1時間は体力と集中力がなく何もできませんでしたが、波に乗った以上の何かを感じた日。始まったばかりの台風シーズン、どんな波と出会えるか楽しみです。
おわり