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芸能人の嫌いなネットニュースがWikipediaを支えている。

何でもネットニュースにする時代。

芸人さんのラジオ聴いていると、よく出てくるワードに「ネットニュースになるぞ」ってのがあるんですよ。炎上しそうなこと言うなって意味だと思うのですが。ほんとネットニュースというのは話題になりそうならどんな手段も選ばなくて。
「小島よしおさんが○○に対してそんなの関係ねぇと一蹴」みたいな記事レベルなんですよ。
実際、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」では冒頭にナイツの2人が時事漫才を行うのですが、そのボケが記事になりました。

"タピオカブームが去って続々閉店する中、一度もタピオカを飲んだことがない塙さん"というネタをそのまま記事に…。記者さん純粋すぎる。
きっとこの人なら小島よしおさんの記事も書きそう。

Wikipediaの出典が変。


先日、今はもう世間に浸透してしまった"お笑い第7世代"をWikipediaで調べまして。

段落に数字打つなら段落①にあたる"発端"ですね。(※1)

発端
せいや(霜降り明星)が、2018年12月22日深夜放送のラジオ番組『霜降り明星のだましうち!』(ABCラジオ)にて「次の年号の世代を『第七世代』と勝手に銘打ち、20代で区切って固まる」ことを提案したことによる。当初は芸人に限った話ではなく、同世代のYouTuberやミュージシャンなどと共にジャンルを超えて集まることの提言であった。


"第7世代"という言葉がABCラジオ「霜降り明星のだましうち!」でのせいやさんの発言から生まれた言葉、というのは私もこの番組聴いてたので合ってるんですけど。この出典とされているのが日刊大衆なんですよ。下記の記事。

「お笑い第7世代」の発端は、霜降り明星のせいや(26)の発言。せいやが自身のラジオ番組『霜降り明星のだましうち』(ABCラジオ)で「お笑い芸人のみならず、若い世代で集まって、“第7世代”など名前をつけていけば、ブームになるのでは」という旨の発言をしたのが始まりだという

だという?
いや、出典元がこんなのでいいのか?

さすが"論文には使用できない百科事典"Wikipedia。
とはいえ、ラジオの発言なんて結局こんな出典じゃないと残ってないんですよね。この記事がゲスなライターさんじゃなくてよかった。「先輩芸人を見下すように発言した」とか書かれてたらそれが残るわけでしょ?

ライターに餌をあげるハライチ岩井さん。

ハライチがパーソナリティの番組、TBSラジオ「ハライチのターン!」の岩井さんは、このライター対策かって思うぐらい変わったフリートークをしてくれます。面白いです。
先日は岩井さんは忍者だったという話をしていました。なんでネットニュースになってなかったんだろ。大スクープじゃん。

ネットニュースはデジタルタトゥーですからね。
近所の石碑、私にとってはその方を存じ上げないんですけど一生残るじゃないですか。将来第7世代って何だったの?って調べた人が、「せいやさんが発言したのだという」Wikiを見るわけですよね。せいやさんは今後ずっと名前が残る芸人となりました。おめでとうございます。

私も記事書いてみようかな。
「ぼる塾のきりやはるかさんがNSC入学当時(2014年4月)から既に"第7世代"なる発言していたのだという」
デマだけど、こんなので歴史が変わるかもしれない。


-参考-
※1 粗品さんの熱愛発覚記事の時のせいやさんのボケ(地味に好き)

大量の参考にならない出典入れてめちゃくちゃなnoteにしようと思ったけどバッサリ切った。

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