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『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』感想

※この投稿には『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』のネタバレが含まれます。

えっと、まず「なんで春日影やったの!!!」を釣りサムネみたいに使ったことを謝罪します。公式から画像が提供されてたのでつい出来心で……

サムネの話は置いといてめっちゃ久々にバンドリの記事を書きます。
多分ぽぴどりの感想振りくらいだと思います。一昨年はライブ行きましたが去年、今年とライブにも足を運べてないのでタイミングがあえばまた行きたいなー。
前置きはこのくらいにして『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』を見終えたので雑感を書き留めておこうと思います。4話時点ぐらいから書き溜めていたので時系列の整合性取れてない部分あったすんません。


◆MyGoとの出会い

2020年頃から木曜の夜はバンドリTVが我が家の習慣なのでMyGO!!!!!についてはデビュー時から存じてましたが曲をさらっと聞く程度でライブにはまだ足を運べてない感じです。
YouTubeチャンネルもバンドリから独立してたし、当初は匿名路線だったのでこのまま曲のリリース主体で本筋のアニメには絡んでくるとは思ってませんでしたね。というかそもそも声優さんがやってるかも怪しいとすら思ってた。

アニメの前のイメージはざっとこんなイメージですね。曲は結構好きで聞いてました。タイトル読めんかったけど…

そして、初回が1~3話の拡大放送だと言うことを忘れてのんびり風呂に入ってる所から始まった私とアニメ『Bang Dream! It's MyGO!!!!!』の深い関係(初回から見逃した)が始まったわけですね……5話までため込んで一気視聴、6話から最終回まではリアルタイム視聴しました。

◆雑感

リアル活動はしていたもののアニメとして世に出たのが『ぼっち・ざ・ろっく』の後というタイミングとしては良いのか悪いのか判断しかねる何とも言えないタイミングになってしいました。個人的にバンドアニメの注目度が少しでも高い今はタイミングとしてよかったと思います。
ぼざろブームに乗っかったとか言われてたりするのはまあタイミング的に仕方ないかな、違うんだけどね。

作品の色としてもぼざろとは真逆を行くのでこれはこれでありだと思います。何の因果かポストぼざろが現れそうなこのタイミングで根暗バンドアニメが乱立されようとしているのでその中では埋もれないでほしい。

MyGO!!!!!:この記事の通りの内容でギスギスしてます
ガールズバンドクライ:高校中退主人公、仲間に裏切られた少女、両親に捨てられた少女……暗い!!!!暗すぎる!!!
ラプソディ:レーベル創始者である亡き父の意志……重い!!!!そんな意志継げん!!!!

ピクルに寄ってくる格闘家の如くどこからともなく現れた根暗バンドアニメたち(範馬刃牙参照)、果たしてこのバンドアニメの行く末はどうなるのか…

良くも悪くもぼざろとは全く別路線かつ、今までのバンドリシリーズとも一線を画すようなストーリーでとてもいいと思います。

ここからいくつかの語っていきたい点について書いてきます。

◆バンドメンバーを紹介するぜ!

とりあえず真のぼっちざろっくことMyGO!!!!!のイカれたメンバーを紹介するぜ!!!

・Vo.高松燈(CV:羊宮妃那)

ペンギン可愛いよね

元CRYCHICのメンバー。
一応、本作の主人公。
ぼっちちゃんと同じく極度のコミュ障で「ペンギンの絆創膏」が無いとなかなか会話が出来ないタイプ。実は芯が強いタイプだと思うが相手に伝える、表現することが苦手なんだと思う。

シンプルにコミュ障で自分からなかなか話しかけられないぼっちちゃん型ぼっち。

羊宮さんは2023年に入ってから『転生王女と天才令嬢の魔法革命』レイニ『僕の心のヤバいやつ』山田杏奈、『【推しの子】』で寿みなみと数多くのメインキャストを務めている売れっ子である。


・Gt.千早愛音(CV:立石凛)

アニメキャラっぽさ全開
八重歯可愛い

ギター担当だけど実はボーカルもやりたい裏主人公的な存在?ANON TOKYO(存在しないバンド)のフロントマン
積極性があり、目立ちたがり屋な面があり燈と比べて圧倒的に主人公気質がある。
目立ちたい性格のだが、留学を断念して転校してきたこともあり同じ中学の人に会わないようにひっそりとしてる隠れぼっち

7話までは愛音とDrの立希の喧嘩がしてるのが本作の見どころであるといっても過言ではない。ここまでバチバチにやってくれたので7話のライブ後は良かった(一部の人を除いて)

立石さんは本作が初出演作品のようです。
結構ハマり役で普通に上手いので他の作品でも見てみたい、役によっては直田さんみたいに一気に跳ねそう。


・Gt.要楽奈(CV:青木陽菜)

抹茶好き可愛い

謎の天才ギター少女兼MyGOの野良猫こと楽奈
ネットの概念に過ぎなかった「おもしれー女」を「おもしれー女」に対して連発する「おもしれー女」である。しかも抹茶パフェを食べながら。
ピクシブ百科事典の「おもしれー女」の項目でも「おもしれー女」と度々言っている唯一の女子という確固たる地位を確立している。

ギターはめちゃ上手いが自由奔放気ままな性格でまさに野良猫。
神出鬼没でいきなり一人でスタジオに現れてはギターをかき鳴らして帰る文字通りぼっちギター少女
1人だけ制服のビジュアルと学校名が明かされてなかったが花咲川女子学園中等部であることが判明。若い

青木さんもメインキャストとしてはほぼ初めての作品らしい。
ギターのテクニックを求められる役なのでリアルライブが大変そう。


・Ba.長崎そよ(CV:小日向美香)

覇気が無いそよさん

「なんで春日影やったの!?」で有名な元CRYCHICのメンバー。
おもしれー女なのか、おもしろく無い女なのか、わからないがおそらく後者。ある程度のリーダーシップが取れていて一番まともかと思いきや、過去のバンドに囚われていたどこかいつも上の空で、初ライブ後に本性現る。

元CRYCHICのメンバーに戻ってきてほしい気持ちと、現在のバンドで活動したい気持ち、比重的には前者に傾いてる感じだったがどっちつかずで精神的には一番孤立していたぼっち

7話後半から8話にかけて本性が現れてきたが、ここ数年見てきたアニメの中でも5本の指に入りそうな闇が深いキャラだった。

小日向さんもメインキャストは初めてのようです。

・Dr.椎名立希(CV:林鼓子)

こっちも目が怖い

元CRYCHICのメンバー。
花咲川女子学園の黒髪ロングというビジュアルはポスト花園たえだと思ったら、中身は燈以外全員敵の狂犬だった!
燈と話してた愛音に喧嘩を売る、客としてきた愛音に舌打ちをしながら注文を取るなど、特に愛音対してはいつ殴り合いをしてもおかしくはないくらいに仲が悪い。
バンド掛け持ち少女のクラスメイトともバチバチに仲悪そうな触れるもの見な傷つけるジャックナイフ的ぼっち。

林さんはほぼ同時期に『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』優木せつ菜役にも抜擢された。一気にリアルアイドルとリアルバンドを掛け持ちする大変なポジションになったので身体は壊さないように頑張ってほしい。

◆バンドメンバーの確執

個人的な偏見でバンドメンバーを書いたけどだいたいこんな感じです。
実際ライブはやったけどバンド名も決まってないし、とりあえず単発ライブを行っただけでバンドを組んだとも正式に表明されていない。
ぼざろやけいおん、その他バンドリシリーズより全然上手くいかない。正直最終回までに軌道に乗るなんて正直高望みしすぎている気がした。(最後にはちゃんと活動できてよかったよ)

アニメ視聴とは別の趣味として普通にライブに通うことがライフワークの一つとなっていたので数多くのバンドの解散、活動休止を見てきたと自負してる。正直いままでのアニメのようにうまくいってるバンドの方が少ないと思う。
たった一つのボタンの掛け違いから解散に至るバンドも少なくないが、基本的にそんなドロドロした人間ドラマをアニメ化するくらいなら楽しくバンド活動してライブは大成功、これからも頑張ろうが一番アニメとしては映える。
しかし、MyGO!!!!!に至っては全員が全員ボタンを掛け違えてる感じだ。もう靴紐を上着のどっかの穴に通してるくらいにはハチャメチャである。

こんなドロドロしたアニメを見れる機会はあまりないのでドロドロしたものが好きな人は絶対に見てほしい。いい涙が見れます。

睨むことでお馴染みリッキーの目から涙
愛音東京!!!
一生懸命さが伝わる
お前は泣け、好きなだけ泣け!
お前は泣くな!最高!!!!

◆楽曲のクオリティ

バンドリシリーズと同じく楽曲のクオリティは高い。
基本的にはSUPA LOVEが楽曲制作を行い今まで通りElements Gardenもかかわっている。脱エレガと言って良いほど前者の方に比重が寄っているため今までのバンドリを知ってても結構新鮮な気持ちで聴くことが出来る曲が多い。
OPの『栞』や挿入歌の『春日影』はElements Gardenなので要所要所にエレガを持ってくるのがバンドリ第2章のやり方なのかもしれない。ラブライブで言うとこのここ最近の畑さんの起用っぽさを感じる。新しい風が入るのは良いことだ。
Ave Mujicaも執筆時点ではSUPA LOVEの楽曲しかないがこちらも良きタイミグでエレガ曲が来そう。こっちは上松さんかな。(6話時点で書いてましたがAve Mujicaはやはり上松さんでしたね)

しかし、アルバムの収録曲のタイトルがほぼ読めんのは面白い。
そして「なんで春日影入れたのっ!!!」ってそよさんからキレられそう。

そろそろガルパへの提供楽曲以外にアニメ内で使用される楽曲でもバンドマンの起用なんかを期待したい。この感じだとDiggy-MO'がAve Mujicaのところで登板しそうな感じではある。

◆まとめ

と、ここまではほぼ初ライブ回あたりまでに書いた感想でした。
無事に最終回まで完走しましたがなんだかんだありながらも活動できるくらいになったので良かったですね。12.5話くらいまでは結構満足度高めでした。
ライブもあまり出来てないし、何となく続編の予感はあったものの13話後半から露骨にAve Mujicaの物語に切り替わり「あー、はいはい次はそっちのアニメやるのね」みたいな展開は見ててちょっとモヤッとした。

ああいうのはクール間に1話くらい繋ぎのSPアニメで良かったような気がする。MyGO!!!!!のみんなが最後になんと言って終わったか覚えてない、本当に最後のセリフはあれでよかったのか?

しかし、君たちは一体誰なんだ
このシーン抜群に色合いが良いよね
蜘蛛男?スパイダーマンみたいなノリですか?

長い時間放置してまとまらなかったけどとりあえずこの辺りにしておきます。来年あたりライブにも行ってみたい。

ブシロードさん読んでください!!!!!!!!!!!!!!


◆最後に

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