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サツドラの男性育休取得者に聞く!取得のきっかけ、取得して良かったこと。

こんにちは!サツドラHD公式note編集部です。

男性も女性も仕事と育児を両立できる制度を国が推し進めている中で、サツドラでも年々その認識が高まっています。
そこで!
昨年、育休を取得したサツドラの男性社員お二人に、実際に社内の制度を利用して感じた想いを取材してきました!

取材にご協力いただいたのは…

左:佐々木(ささき)
人事部門 リーダー
第1子誕生のタイミングで7日間の育休を取得

右:安部(あべ)
ドラッグストア店舗 店長(※取材時)
第2子誕生のタイミングで7日間の育休を取得


育児参加休暇・育児休業 男性取得者インタビュー

―育児参加休暇・育児休業を取得したきっかけは?

佐々木:
すでに取得していた人たちから、育児休業があることや、育児参加休暇の制度ができたこと、そして休業中に手当が出ることを聞いていました。せっかく会社に制度があるので、正直、取らない(取得しない)理由がなかったです。

安部:
私も当時、近くの店舗の店長が取得していたこともあり、周囲から育児休業・休暇の制度について聞いていました。
また、妻から「(保育園に通う)長女の面倒をみるうえでも取得してほしい」という要望があったことも大きな理由でした。

サツドラでは男性も積極的に子育てへ参加してもらえるよう、65歳未満の雇用保険に加入している正社員、契約社員、嘱託社員、パートナー社員を対象とした、育児参加休暇(特別休暇)3日+育児休業4日=合計7日(1週間)
の連続取得を推奨しています。

―仕事への不安はありましたか?

佐々木:
ないと言ったら嘘になりますね(笑)当時、札幌エリアの店舗マネジャーで、1週間休むのはどうかなと思いましたけど、上司が「取りなよ!」と言ってくださいました。
周りのみなさんの協力体制があったので、最小限の不安で取得できました。

安部:
私もありましたけど、店舗のみなさんに相談して不在時の仕事や対応について、事前にお願いしていきました。あと何といっても大きかったのが、当時の上司が取得を後押ししてくれたのがとてもありがたかったです。

―取得してみての1週間はどんな生活でしたか?

安部:
わが家は2人目だったので、上の子(長女)のお世話が中心でした。
保育園の送り迎えや家族の食事などを担当してみましたけど…
これを毎日こなしている「世の中のママさんはすごい…」と痛感しました。

佐々木:
私は育児参加がメインでした。家にいて、ミルクあげて、寝かせて、お風呂(沐浴)入れての繰り返しで、あっという間に1週間が過ぎましたね。

―お二人の取得日を見ると、出産直後ではなく退院後から取得されていますが、これは何か理由があるのでしょうか?

佐々木:
出産直後の病院にいる間はコロナもあり、会う時間が限られるので、休暇を取得しても意味がないと思っていました。それよりも退院後、日常生活に戻ってからの方が大変だなと。
帝王切開だったので、いきなり妻1人は辛いと思っていて、まずは2人で育児と家事を分担してみて、どんなリズムになるのか試してみました。

安部:
私も退院後に取得しました。
妻からも「退院したタイミングで一緒にいてほしい」と言われていたので。
あと個人的には単身赴任なので、その後は親にも妻のサポートへの協力をお願いしました。

―なるほど、退院してからのサポートが大切ということですね。では取得中、印象的なエピソードがあれば教えてください。

安部:
休暇中よりも、休暇が終わった後、それぞれの生活に戻った後の方が大変だった気がします…でも、本当にあっという間でしたけど、子供達との日常を知れて妻への感謝の気持ちがより大きくなりました。

佐々木:
いい話だなぁ(笑)…とはいえ、私も妻から「休み取ってくれてありがとう」と言ってもらえたことは印象的でした。いきなり一人より、1週間いてくれて助かったと。
あと、その時は実感なかったですけど、いま思い返すと、生後すぐの1週間はその時しかないと。

―とても素敵な時間だったことが伝わります!では取得前の準備としてやっていたことがあれば教えてください。

安部:
事前に店舗のみなさんに(取得したい気持ちを)相談して、周囲もそれを受け入れてくれて。それから自分以外の方で出来る仕事を増やしていきました。
…リアルな話としては休暇後出勤したときのメール(1週間分)には驚きました(笑)

佐々木:
私も上司や同僚、部下に事前に相談や協力をお願いしていました。
特に店長たちはみんな気を遣ってくれて連絡を極力控えてくれていたんだろうと思います。こうした周りのサポートに本当に感謝しています。

安部:
あと、感じたのは「連続休暇制度」が社内に浸透してきていて、周りも店長が1週間休むイメージを持ってくれていました。
だから1週間、私(店長)不在でも大丈夫だったんだなと感じました。

佐々木:
そうそう。あらためて周囲の会社を見ても、こうして男性が育児のための休暇を取れるのはすごいことだと思います。

―休暇から復帰して何か変化はありましたか?

佐々木:
リアルに子育てって大変だと、、、イメージが現実になったというか。
1週間でも大変なのに、毎日育児に向き合う奥さんは大変すぎるなと。

安部:
妻により優しくなれました!

1人目の時も大変だったけど、2人いるからこそ余計に大変でした。上の子はじゃじゃ馬(笑)、下の子は言葉が通じないで、妻(母親)のメンタルはすごいと、より思えるようになりました。

―最後にこれから育休取得を考えている男性のみなさんにメッセージをお願いします!

安部:
(単身赴任のため子供と離れているので余計に)子供って、日を追うごとに成長して変わっていくので、こうして生まれてすぐのタイミングで休みが取れるのは有難いと実感しています。
奥様にも、より感謝できると思いますし、ぜひ取得すべきです!

佐々木:
「取ろう」「取りたい」と思っているなら、取らなきゃだめだと思うし、「取らない」と思っている人は、絶対に取った方がいい!
あとは、それを自分も周りも気持ちよく取れる、取らせるための自身の準備や周りへのお願いも大切だと思う。「制度があるのだから、取得ができて当たり前」ではなくて、周囲が協力してくれることへの感謝を忘れずに。
(自分が取ることで周囲は確実に大変になるので)そうしたなんとかしてくれる人がいることに感謝です。

―佐々木さん、安部さん、ありがとうございました!




インタビューは以上です。

今回のインタビューでは、育児参加休暇・育児休業を取得したからこそ見えた、知れた育児の大変さと奥様の偉大さ、子どもの成長への気づき、そして周囲のサポート、それらを感謝の気持ちを込めて語られていたのがとても印象的でした。

今後も、当社グループは育児参加休暇・育児休業の取得を積極的に後押ししていきます。
2022年10月より施行された改正点も踏まえ、当社の育休に関する制度について人事部へのインタビュー記事も同時配信しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!