フランチャイズのトラブルを回避するには
セブンイレブン東大阪南上小阪店元オーナーが起こした「時短営業訴訟」について、4月17日に元オーナー側の敗訴が確定しました。
これ以外にも、加盟店による集団訴訟事件や加盟店スタッフによる迷惑行為など、様々なトラブル・訴訟が起きていますね。
本来のフランチャイズというのは、本部が運営しているビジネスモデルをパッケージ化して提供することで、本部・加盟店ともにWin-Winになるというモノです。
ところが、本部がパッケージ化したビジネスモデルに欠陥があったり、当初は良かったものの競合が出てきてあっさり負けてしまったり、
そもそも、フランチャイズ化すること自体に???だった業態ということもあります。苦笑
また加盟店側でも、本部が提供するビジネスモデルの精査をすることは大前提として、そのビジネスを自社で運営していけるのか?将来を見据えながら想定していくことも大事です。
本部・加盟店ともに成長していく
フランチャイズ本部を目指す方々は、他人資本でスピーディに展開ができるということに感謝する。
フランチャイズ加盟を検討している方々は、ビジネスノウハウを提供してもらえるということに感謝する。
そんな、双方がお互いに尊敬しあえるような関係を構築することが大事ですね!
そのために大事なのが、加盟開発営業です。
背伸びした資料を作るのではなくて、実態に合わせたわかりやすい資料を作る。
大げさな説明をするのではなく、加盟候補者に即した説明を心がける。
何よりも、加盟開発営業のプロセスを通じて、加盟候補者に信頼してもらえるような仕事の仕方を徹底する。
「儲かっているものをやらせてやる!」では、儲からなくなった瞬間に大きなトラブルになります。
「金を出しているんだから教えろ!」では、店舗スタッフの不祥事で契約解除になります。
本部・加盟店ともに末永く成長していけるように、信頼関係を第一に、事業の拡大に努めていきたいですね。
ご参考になれば、嬉しいです。
今日はここまでです。