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竹の花

どうも、ふきのとうです。

いやー、なかなか何を書いたらいいか話題を探すのが難しいですね。

まぁ、ちょっとずつ、試行錯誤しながら進めていきたいと思います。


今日は、めったに咲かない竹の花について書きたいと思います。

竹は身近な植物ですが、まだまだその生態は謎に包まれています。

竹の花は、数十年から百数十年に一度しか咲きません。

今から120年前(1903年)に南方熊楠が、植物学者の牧野富太郎に、竹の花の標本を送り、鑑定を依頼したそうです。
牧野富太郎は、「はちく」と書いて返信しました。

その120年前の竹の花の標本が、その年の新聞紙に包まれた状態で見つかったそうです。

過去の文献などからハチクは120年に一度、花をさかせるとされますが、科学的な仕組みや理由はわかっていません。


そして2023年、120年ぶりに竹の花が咲いたと話題になっています。


竹の花が、なぜ120年に一度しか咲かないのかは謎ですが、
まだまだ解明されていないことが沢山あるからこそ面白いなと思います。

また、竹林の竹は、全て根っこが地下茎でつながっていると知りました。
だから、竹林は暴風にも強く、倒れにくいのだなと思いました。

もし、竹の花が毎年咲いていたとしたら、何も疑問に思わずに素通りされていたかもしれません。
誰も見たことがないからこそ、「何なんだこれ?」と驚かれて、鑑定を依頼するぐらい珍しかったと思うと感慨深いです。

そして、その事が現代にもつながっていることが、
過去と未来をつないでくれている気がします。


日頃の愚直な行動の積み重ねが、大切なことに気付くきっかけになるのかもしれないなと思いました。

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