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汕頭旅行記6 -オラが街で観光できるのか③-

3日目。午前。ききさんは病院へPCRに。みまちんさんと私は朝粿条に。
ここは元々、私が汕頭来たばかりの頃にうちの社長に連れてってもらった店。創業何十年とか日本では普通だけど、中国の場合は10年でも歴史ある方になると聞いた。

薄味で朝ご飯にいい

朝ラーより健康的かと。小椀で15元。大は20元。基本的に中国は「小」が日本の普通サイズ、「大」が日本の特盛だと私は思っている。小で十分。
では、近くの市場見てみますか

野菜も
魚も

2人の感想は、魚がやっぱ多いと。私は汕頭のこんなんが普通で他の都市をよく知らない。でも実は魚1匹ってあんまり私は買わない。暑い時期、ニオイにつられてアレが来やすいから…。
刺身屋も1件あって、そこはサーモンの刺身を置いてる。行く時は「ヤスクシテー」とちょっと交渉。汕頭は刺身食べられるけど、日本に比べて種類は少ないし食べられない人も多いので、日本よりも相場は高いと思います。

ここは築地で言う場内と場外のように外も店が並んでて。場外の方が私は好き。いろんな店をハシゴする。

パイの実じゃないよ

これもこの土地のものなんすかね。ききさんが買ったのをひとつ貰った。あんが入ってるのね。普段だとこういうの自分では買わないから新鮮。

青いのはアヒルの卵かな

「鴨」の言葉の範囲が未だによくわかってないんだけど、日本で言う「鴨」「アヒル」「ガチョウ」ってどう区別されてんだろ。
で、見慣れないのが左の「七彩山鶏」って卵。何?? 実は「キジ」、つまりキジの卵らしい!
前に鶏鍋屋の前で、生きてる鶏のカゴの中に1匹キジが混ざっていたことあった。日本よりも身近に食べるのかな…。
アヒルの卵は試したけど、鶏よりも水っぽく薄い感じがして私はあんまり。キジも一度は試すべきか。微妙な色の差が河原の石みたいでキレイですね。

まん&ちまき

もうすぐ端午の節句(中国は旧暦)だからか、店でのちまきの量が普段より増えてるような。

ちまきまきまき

おじちゃんらがこさえてました

なにしてんの

こちらはバーナーで豚の皮を炙るおじちゃん。みるみる間に焼けて踊るように縮んでいく皮。焼いて刻んで料理に使うんですって。毎度なんだけど、旅行時って私以外の人みんな話せるからすごい強い。頑張れよ…。

鶏の脚をバックに

店の人がテラス席()で工夫茶しばいてるのも当たり前な光景。茶具は茶渋で汚いのも当たり前。杯は念入りに洗うんだからそういうとこもちゃんとすればいいのに…。

皮剥いてる
なにこれ?

今が旬なのか、時間帯でたまたま見たのか、いろんな店で剥いていた。「菱」らしい。「菱角」って言ってたみたい。向けると白い小さいじゃがいもみたいな。知らないうちに食べてるのかもしれない。

ライチの殻と種

植木鉢でライチドリーム生み出そうとしてるやつがいた 育つのか…?

お祈りグッズ

これもこの土地の特徴のひとつ。毎月旧暦の1日と15日にお札燃やしたりお祈りしたりします。そのお札とか売ってるところ。この潮汕の風習は中国の他の土地では無いらしく、うちの上司は「ここだけでしかやっていけない商売」と言っていました。

その後、汕頭駅へ。もうオラが街脱出。

今なら駅前でPCRやってるっぽい

みまちんさんとはここでお別れ。今回もいつも通り普通に汕頭観光しちゃった。うう、でももう汕頭で会えることはないんだろな…😭
駐在は3〜4年で日本に戻る人が多いので、長くいるほどに出逢いと別れの繰り返しなんですね…。
折角なのでみんなで写真を撮ってもらった。頼まれて撮影してくれた中国人さん、ありがたいんだけど水平が取れてなくて天変地異みたいで、うーん大味…。自撮り以外はあんまりなのかな…。

気を取り直して、ききさんと按摩へ。

でかっ
ひろっ
今期初スイカ

中国のマッサージ屋さんは果物だしてくれるのが嬉しい。
外国人だとわかると、レアなので珍しげにあれやこれや聞いてくるのが汕頭。私は話せないのでききさんへ向かうそれ。すみません…。気づいたら寝てた…。
スッキリしたその後、どこかいきたいとこありますかと訊くと、以前来て美味しかったドリンク屋があるという。では行ってみましょう

わ、どローカル

住宅街の中なのに、学生らの行列ができていた。え、知らないここ!

練乳いちごのせマンゴースムージー

あ、美味しいこれ…! 果物の味がしっかりしてる。幸せになる…。また来ます…。
ドリンク持って向かいの小吃屋さんへ

あげたて
ニラのなにかと芋のなにか

やだ、両手に美味しいものある…。いいなこういうの
自分より地元に詳しいと、私も負けてらんない…!という気持ちになる。
ブラブラしますか

小さい床屋さん
市場あった

このあたりは私も来たことないエリア。小公園近いけど、ローカルな雰囲気でいいです。

あ! もしや!
作ってる!

フラッと廟に入ったら。美術館で見た、陶器の壁画?の製作現場!ハサミでジャリジャリ切って形整えてた。わー、貴重…。

トイレです

小公園来たけど例の如く割愛。ハオラオ食べたいとのことで、では前に連れてってもらったお店へ。小公園は、裏道の古い住宅街を抜けていくのが面白いんです。

アヒルだ

おしりプリプリ振っててかわいかった ペットだよね、きっと、ね…?

はい来た
これっ

みまちんさんが、東莞の潮汕料理屋のはベチャッとしてて違う、と言ってた。汕頭はいつでもサクサクモチモチよ。

ききさんも高鉄の時間で、ここでお別れ。また来てね…。
みんな帰っちゃうとさみしい…。咳をしてもひとり…。


汕頭旅行記も結構溜まってきたので、魅力もお伝えできているのではと思います。日本語での汕頭旅行ガイドで一番ナウくて詳しくなってたりするんじゃない?
ブルーオーシャンすぎるだけだけど

あなたの来汕、お待ちしてますよ…。
来る時教えてね、絶対だょ…。

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