【エッセイ】なぜ自己啓発界隈はバカばかりなのか?

 自己啓発(とスピリチュアル)について批判的に記事を書いた。

 そして、毎回noteで記事を公開するたびにツイッターで一応「記事を投稿しましたよ」というつぶやきはしているのだが、どうも自己啓発界隈の人から記事を読まずに「いいね」スパムが来る。いいねを押しまくることで自分のアカウントに誘導しようとする下品さが見え見えで本当に気持ち悪い。

 たとえば、(宣伝をすると相手の思うつぼなので)名前は一部伏せるが「○○さん@『学びを科学する』ラーニングコンサルタント」とかいう如何にも胡散臭い人に「いいね」されたが、そもそもこの人の投稿内容、全く科学的でない。どこが科学なんだ?という憶測や独断ばかりのくだらない自己啓発を科学と呼ぶなよと....。自分の投稿が科学に基づくと言うなら調査、データ、研究など引用して客観的な根拠示してから投稿しろよと思うのだが、全くそんな根拠はない。こういう何も学ばず独断垂れ流してるだけの奴ほど「自分は学んでる!(学び大事!)」みたいにアピールしたり、「これは科学に基づいてる」「これは学術なんだ(全く学術書の引用、参照すらないのに)」みたいに主張するの何なんだろうか。バカが賢いふりしてもバカは所詮バカなのだが...。

 そういえば、占いを「心理学」とか「統計学」とか「数学」みたいな本当にある学問だと思い込んでいる人がいたり、「数秘学」とか「占星学」みたいな新学問(といっても、学問的な厳正さもないお遊びだが)を勝手に作っている人がいたりするが、やはりあの界隈は(内容はよくわかっていない)学問の名前を出して賢いふりをしたいバカばかりなのだろう。

 また、(先ほどと同じ理由で)こちらも一部名前は伏せるが「○○麻美 - 営業歴1年で1億円越えを達成した元デザイナー」みたいな人がいいねスパムしてきたが、これもただの独断ばかり。しかも「私はこうやって成功した」「私は素晴らしい」「素晴らしい私の真似をすればみんなも素晴らしい人生をおくれる」みたいなナルシストな自分語り。批判するために投稿文を読んだが、はっきり言って吐き気がする。こんなバカの投稿を読んでいる人はマゾなのか?それとも、バカだからバカの(無根拠な)投稿を喜んで読んでしまうのか?

 まあ、自己啓発書の問題は本垢の方の投稿に具体的には書いたのでこちらではあまり書かないが、こういう何の裏付けもない独断をナルシストに語れる自己啓発の筆者もそれを読んで信じちゃう読者も頭が良くないんだろうな。

 私も決して自分が賢いとは思わないが、世の中には想像を絶するレベルのバカがいることには驚かされる(本当はこんなエッセイ書くつもりなかったが、あまりにもバカな自己啓発投稿者が多いので投稿した)。その辺の動物園のサルと同程度の知能しか持ち合わせていないんじゃないか?と思うほどに頭の悪い人があの界隈には多い。

 自己啓発界隈のリテラシーの低さは「いいね」スパムにもはっきり出ているわけだし、論理のかけらもない頭の悪いサルには近づかないのが一番だ。触らぬ神に祟りなし。


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