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呼吸

息がしにくい時がある。

大人数で買い物に行ってプリクラを撮ってきゃっきゃしてるとき。
本屋さんの店員さんが不機嫌そうなとき。
どうしようもなく死にたいとき。
誰とも喋りたくないけど、隣に誰かいて欲しくて、話を聞いて欲しいとき。

全ての悩みは人間関係につながっている、と言ったのは確かユングかアドラーか。あながち間違っていないと思う。
最近、一部の人を除いて、人と付き合うのがさらに苦手になった気がする。
喋れないのではない。むしろめっちゃ喋る。
じゃあ、これはなんだ?
恐怖、だと思う。
人と喋っている時、相手が怒っていないか、不機嫌じゃないかをものすごく気にするようになったと思う。テンションについていけないというか。
きっかけも思い当たらないし、考えてみたところで思いつかない。
いつも通り、頭の中がふわふわして、不透明で満たされるだけ。
というか、最近鬱っぽさが加速している気がする。
本が読めなかったり、泣けなかったり、怖かったり、前まで楽しかったことが楽しくない気がしたり、人付き合いで息がしにくくなったり、やっぱり死にたかったり。
最近あまり会話できていなかった紅が出てくることもある。
零がいてくれることもある。
そろそろ、まずいのかもしれないな、なんて思ったりもする。
それから、自分は周りに人がいなくても気にする方じゃない。(一人でご飯食べるのはあまり好きじゃないけど。)孤独、とは言われたくないから孤高なんて言葉で勝手に着飾って見たりもするけど、いずれにしろ一人でいるのは楽だ。
人付き合いを楽しんでた時もあったけど、なんだか息苦しくなってから、「息苦しいならもういいじゃん」と零に言われた。
一人でいることがストレスでないのなら、いっそのこと一人でいようと思うのだ。完全に一人じゃないけど、基本的に一人。それが一番だと思っていたい。
ただ、怖いのはそこじゃない。ある程度人付き合いをしておかないと、卒業した後の同窓会で気まずかったり、何かやりたいことがある時に自分を選んでもらえないかもしれないと思うと、それは嫌だ。特に後者。
どうせなら実力で見て欲しいけど、同じものがある時、選ばれるのは結局人気者な方だと自分はある程度知っている。いくら人間力があって怒らなかったりしても、人気=信頼されている、ということでもあるのだ。それは仕方がないし、努力しないといけないところだ。でもそれが希死念慮に関わってきたりするのなら話は別だ、圧倒的に人気者と実力を引き離すしかない。

最初に何書いてたっけ、もういいや。
取り敢えず、今年は精神科に行くのが目標だ。
こんなですが、今年もどうぞよろしくお願いします。