まいにちもてづくりだよね

まいにちって
まいにち。

これはハンドメイドホームの歌詞で、朝バスに乗ってるとき聞いてる。
夜寝る時にきくと、ああ。ってなる。
このうたきいてなみだ流すうちは、だいじょうぶなのでは?とおもえてしまう。

ちょっとだけでも明日がたのしければいいって、そう思ってるし、わたしより何倍もつらいことがありそうなアイドルも、わらってるって。
がんばろう、みたいにおもえて、でもアイドルが笑えるのって、わたしよりかわいいからなんじゃないかとかそういうのばかりを考えてしまい、だめになる。

わたしおんなのこでよかったよ。
おとこになるじぶんって想像つかない。
だって、おんなのこになって、生きづらい事もあったのに、おんなのこがすきだから。
恋愛的な意味じゃない、とおもう。おとこのこが好きな時期もあったし、でもおんなのことして生きてる子がすきなの。
ジェンダーが~みたいに言われちゃうかもだけど、おんなのこが、おとこのこになったっていいけど、おんなのこにうまれておんなのことしての誇りがある子ってわたしと違ってかわいい。

なつのあの暑さって、小学生のころおもいだす
あんまり外に出ない子だったから、クーラーつけたへやで(お母さんが帰ってきたらおこられそうでビクビクしてたけど)寝転がるのが好きだった。
まだ虫が好きだったころ、あんまり仲良くは無いお父さんと、お母さんとお父さんが喧嘩しそうなときに虫をつかまえにいってた。
きまって帰りの車では、おかあさんの悪口をいわれて、私はじっと黙って聞いて、虫を捕まえてきたよるには、お母さんが泣いているのをなぐさめてた。

そのうち私はお母さんが虫を嫌いなように私も虫を嫌いになって、お父さんのことも嫌いになって、まいにち吐いてた。
まいにちおなかがいたくなって、学校にいてもいたくて、朝はトイレにこもってお母さんが会社に行くまでじっと暑いなか「おなかいたい。行きたくない。」っていってた。痛くなかったけど、学校がいやとかじゃないけど、行かなきゃだったけど、休むって選択肢にくらくらしながら、おなかいたいっていってた。はやく会社にいってってお願いをして。

わたしの夏の思い出はそれだった。

泳げなくて、水も怖いから、小学校6年間ずっとプールの補習にいってた。

ビニールバッグの匂いをかいで、スクール水着をきて、ゴーグルとタオルをもって、じりじりあついなかきらいな小学校でプールにはいって、でも普段の授業みたいにからかわれるようなことはなくて、みんな泳げない子たちの集まりだったから、すごい緩くて、あたたかいとこだった。

ことしのなつは、くるしい

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