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女性エンジニア現場日記-参画1か月編⑥-

今回は、参画内容と実業務がどんどん拡大していき参画1週間からなんでも屋さんになってしまったプロダクトのはなしです。「xxxxxFWの初学者の方に概要説明から行う」という業務で入りました。あくまで「概要と開発の流れを書籍や簡単な資料等を使って説明し、適宜質疑応答に答えてくれればよいです」というものでした。ティーチングだけですので期間は1ヵ月のみです。参画日から1週間位はその流れで実施していたところ、いきなりお客様が「そこはわかったからこのやり方教えてよ。」ときた内容がサードパーティを使ったらどうなるか一部のプロト書いてよと言う事です。一応パターンが何個かあるのでプロト例をエクセルに貼りました。(なんで説明したVSCode使ってくれないのか不明なんですが。)次は既存のコードを改修してくれとのオーダーです。次から次へと予め聞いていなかった広範囲の業務が何でも屋のようにどんどん降ってきます。既存コードを確認した所、オフショアの方が製造したコメント殆どなし、入っているコメントの日本語がナンカチョットオカシイ。インデントガタガタ、フォルダ構成に一貫性がない。どうやら複数人であちこち触った可能性がある、、、など物凄い構造していました。(いやーさすがオフショアさんらしい。。。)と感心している時間はありません。ここにxxの画面を実装しろときました。(えーーー! 実装着手するのは今教えている側の方々と聞いているのですがーー)、私実装班ではないと思っていたのでこれまた驚きの連続です。そもそも汚いのでやりづらいです。「ここら辺を作った担当者に質問したいのですが、、、」と聞いても、「お客様に常駐している人なので連絡が出来ない、聞いても日本語の説明が何言ってるのかよくわからないい人なんです。」など、お客様リーダーが言うのです。
そもそもこのサードパーティ自体初めて遭遇したものです。とりあえずDLして環境に入れて調査してなどなど業務が次から次へと増えます。間の一次請けさんリーダーすっ飛ばして、顧客から直接指示の嵐です。これ、派遣契約じゃないのに、、こんなの怖すぎです。と思いました。もちろん定時で帰宅出来ない事は決定です。一次請けのリーダーさんに相談するも「私はxxの技術は全くわからないので。。」と逃げの姿勢です。「間に入ってもらえませんかー仕事量がどんどん範囲が広がり、量も増えていって定時では終わらないです。」など言うと、エクセルの操作だけ教えてくれました。まー、エクセル操作自体余りわかっていない私としたらそこは助かりましたけど。

結局一次請けさんって、二次請けさんに多くの業務降られようがどんな状況だろうが、お客様がそういうのだから。といって間に入ろうとしないのです。こういった現場結局多いのでしょうか。ひたすらお客様指示で動いて、毎日遅いと罵られ、休日出勤しろなどともいわれ、表情筋を全く失いロボットのような一か月でした。

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