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女性エンジニア現場日記-参画初日編⑧-

プログラマ界隈も女性の敵はやはり女性?!

あるプロダクトに参画した時の経験談を書いておく。

プログラマ(自分女性)ープログラマ(既に参画済の先輩女性)のパターン
新規プロダクト採用でまとまって8名が同月同日参画だったが、どうもバラバラの小グループ別の配属らしい。
参画前には別チーム分割する話は全く聞いていなかったが、促されるままあるチームに入った。

初日に開発に必要な環境構築は全て終えたので、実際にタスク割り振りされるのみだ。
毎朝スクラムミーティングを実施するのだが、今回そのサブグループに同時参画したのは2人。その他なぜか8人位いらっしゃるので結構朝から10名の進捗を2分話しただけで軽く2-30分は過ぎる。
新規プロダクトなのでプロパーエンジニアさんがこの段階で決めるべき所を決めていない事項が多く、参画したメンバーは常に振り回されている気配が初日から伺えた。

コードのコミット履歴と他メンバーのコミット履歴コードが被っている。(予測するに指示者の作業配分ミスで殆ど類似タスクを2人でバラに振っている気配)
そこで自分としては2日目に疑問を感じながらも担当分の実装に集中していた。
フルリモートであるので各々のメンバー同士はSlackかBacklogかPRコードレビューのコメント ここのやりとりの内容を見て動くというよくある流れ。

数日後、
同時参画したメンバーのPRコメントの書き方と、自分へのPRコメントの書き方がなぜか違う事にきづく(?)
両者同機能として動いてはいるのだが、同時参画してメンバーと端々の機能で類似内容があり、全く同じコード同じ動作をする箇所について自分へのPRコメントだけ、「ここはxxにしないでxxと書いてください」という指摘があった。(同時参画メンバーのは指摘なし=正しいとみなしている)
結構新規初回PRだけにコードもコンポーネント単位であるしそこそこ長い。その端々には既存で使われているコード記述を流用させてもらった部分もあるし、そもそもが
Merge作業はレビュアー自身でMergeしているのだからレビュアーが承認したコードのはず
日数が経過したコードレビューであればレビュアー自身も忘れる事もあるわな。と思い日にちを見るとつい3日前である(驚)

一応、そのMerge履歴からハッシュ値を指定して、レビュアーに質問をしてみた。一応それに関する指摘は全て無しになった。。が
余りに同じ関連の指摘個数が多すぎて私のPRが汚染されてしまったのが結構悲しかった。
とはいえ、日々経過しているうちにどうやらそのレビュアーさん。
他のスキル高いエンジニアさんとも細かいコード記述で議論している。

・レビュアー(上記からの流れの人物):PRの各xx行目のコードですが、〇〇になっていますがここの書き方は●●で、、
・レビューイ(自分ではない既存メンバーさん):〇〇で合っています。これは公式の□□サイトのページにも記載されている通り、△△理論だと〇〇です。

と、上記は今自分が簡潔にまとめた内容ではあるが、実際には8-10行の文書でレビュアーさん個人の感情丸出しの文書で書いてあるのだ。
初月なんですけど、他のPR履歴みてもそういうのが多くて怖くなってきました。

翌月、ある企業から参画した4名がごっそり挨拶も音沙汰もなく月初に消えていた。(そうか、彼らは私達2名が参画した時点で抜ける事が解っていたメンバーさん達だったのだ)
勿論、Slackのアカウントも早々に削除されていた(汗)

居なくなったメンバーさんのPRも結構、すごかった。但し、数か月前のレビュアーさんが別人のPR履歴は比較的簡素でキレイだった。

定期的にメンバーをSES単位かエージェント単位で入れ替えしているように見受けられるのだが、居なくなったエンジニアさんで結構コミットしておられる方もいらっしゃったのに残念でならない。

感情論でスクラムミーティングする方とか、個人の感想をPR指摘で丸出しにするのではなく、xxの方が良いとするならその根拠となるデータをリンク貼って指摘するなり、ここはちょっとビジネスライクにやって頂かないと
チームメンバーの精神的な安定性など到底のぞめない。
そして、4か月後上位企業自体が撤収する事になり自分も契約終了になった。

男女関わらず優秀なエンジニア群も単なるコマとして扱う企業だったんだなーと学習した。

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