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【手帳】ほぼ日手帳の紙質が変わったかもしれない

毎日万年筆で手帳を書いている。
ボールペンも使っているが、やっぱり万年筆が良い。
ペン先から滲み出てくるインクは筆跡を辿って濃くなったり薄くなったりと、同じ色なのに違った表情を見せてくれるので、万年筆を使うことは面白い。
いろいろなインクを使いたいので、わざと少なめにコンバーターに入れることもある。
インクの入れ替えのために万年筆を洗浄する行為は儀式的だ。
とても手間がかかるけど、万年筆を扱うことをやめられない。

万年筆と相性の良い紙を探すのも苦労する。
おそらく万年筆ユーザーは自然と紙にも詳しくなっているだろう。
裏抜けや裏移りしない紙を日々探求して、あれはダメこれは良いと、万年筆中心で紙を探すからだ。

そうしてめぐり合ったのが、ほぼ日手帳。
トモエリバーという手帳用の薄い紙を使っているのだが、これが非常に万年筆と相性が良い。
2024年からトモエリバーの名を冠しているものの、企業の倒産などもあってこれまでとは違う製紙会社のトモエリバーを使うことになった。
今のところ大きな問題はなかったのだが、2025年のほぼ日手帳が販売されて以降、SNSで「紙質が変わって万年筆が裏抜けする」という投稿を何件も見かけることになった。
2024年と同じ紙を使っているのではないだろうかと思うのだが、1人や2人ではないことからすると、マイナーチェンジした可能性がある。

そこで私も手元にあるほぼ日手帳で検証することにした。
検証に使ったものは以下の通り。

  1. 2024年版HON A5と2025年版HON A5

  2. 万年筆またはつけペン

    • ランコントル(MF)

    • KAKUNO(F)

    • いろうつし(M)

  3. スタンプパッド

    • いろもよう 墨色

    • バーサマジック (インクが少なかったため変更。色が違うのはご容赦を)

      • Jumbo Java(2024年版)

      • Midnight Black(2025年版)

まずは2024年版。

こっちが2025年版。

分かりやすくするために、並べてみた。

万年筆裏面チェック
スタンプパッド裏面チェック

結論。
HONに限って言えば、万年筆の裏移りや裏抜けはそれほど気にはならない。
スタンプパッドに関して言えば、実は前々からいろもようとの相性は悪いと思っていて、もっぱらバーサマジックを優先的に使っている。
2025年版はいろもようとの相性が少し悪化しているように思う。
バーサマジックは問題なさそうだった。
私が使う分には2025年版は問題ない。

以上が私の見解だ。
手元に2025年版のほぼ日手帳がある人は試してみても良いかもしれない。

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