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望夏-Lyric

望夏(ぼうか)

作詞作曲 ナガヤマ

段々と離れていった
今日も少しずつはなれていく
杞憂に終わることなく
どこかに消えた

大丈夫が大丈夫ではないことをわかっていた
これじゃダメだって それじゃダメだって
分かっていた 分かっていたけど
それでも
言葉を交わさなくなって言葉が軽くなる

深く沈んでしまった毎日は
浮かび上がってくる気配はなくて
君と過ごした春が水面に映って
揺らいで消えた

段々と壊れていった
今にも泣き出しそうだ
不安が伝播して
ここに留まることはもうできない

不安定な安心感が不安に飲み込まれていって
またダメだって 無理やり納得させても
どこか違うと気がついていた
それでもいいって誰かに言ってほしい

ただそれだけだった
感情の行き場が分からなくなった私を水底から救ってよ

ヤケに静かな部屋の中で反芻する過去
囁く声が今も聞こえる君の優しい声が
許せる安心感と恐怖で
何もわからなくなってしまった
私を水底から救ってよ

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