東京農業のいま 援農ボランティアで農家を助ける
都庁の立つ西新宿界隈は見渡す限りの高層ビル群。ほかに渋谷、六本木などを見てもかつてこの国の民が農耕民族だったことを思い出すことはほとんどありません。
農地は作物を作る以外に、四季折々の自然の移り変わりを通して人々の心に潤いも与えてくれていました。
昭和60年、12,500ヘクタールあった都内の農地は平成30年には6,790ヘクタール。昭和35年に約5万人いた農業者は平成27年には約1万人となり東京農業の規模は縮小してきました。【注】
【注】東京都の農林水産統計データ(令和元