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今ならこう答える&反省点振り返り!「キャリコン面接試験・口頭試問」(協議会向け)

キャリアコンサルタント面接試験練習は
「口頭試問」がめちゃくちゃ苦手で、
何度も何度も練習を繰り返しました。

結果、口頭試問だけは自信がつきました。

ロールプレイ練習はひとり練習がメインで、
出たとこ勝負を決め込んでましたが、
詳細は➡(キャリコン試験勉強①落語家になろう。|かりん (note.com)

わたしの場合、当日の面接試験では特に
口頭試問が合格の立役者だったのでは!?

という気がしています。
(そのくらい当日のロープレの自信なし)

面接試験の口頭試問も模範解答例がなく、
この解答や考え方が「正しい」「間違い」
かについては分かりません。

あくまで個人的な考え方と答え方ですが、
面接試験の口頭試問練習&自己研鑽など、
小さなお役に立てれば嬉しいです。


わたしが口頭試問で心がけていたこと。

その1 ◆客観視出来ていることを伝える◆

カウンセリングの基本姿勢は
「受容・共感・自己一致」

受容と共感はロールプレイ中の発言や表情
からも面接官に伝えられるので、
「ありのままの自分を受け入れられている」
自己一致の状態であることを伝えようと
思いました。

  • 仕事のやりがいをお聞きすることが出来た。

  • 視点を未来に向ける質問が出来た。

  • 緊張で早口になってしまった。

  • 〇〇と発言されていたのに、掘り下げて聞けなかった。

ここは我ながらうまく行った。
あー、あれはダメだったなあ。

という両方の視点からロールプレイ中の自分を
ありのまま捉えられていること
を伝えました。

客観視がしっかりと出来ていれば、
相談者を置き去りにして根拠なく
「良い関係が築けた」「気づきを与えられた」
と発言してしまうことが防げると思います。

その2 ◆明確な理由を伝える◆

「出来たこと・出来なかったこと」は、
結論と明確な理由を一緒に答えました。

相談者とのやりとりを直に見ていた面接官に
根拠のない「出来ました!」は通じません

「出来なかった」という理由もまた、
自信の無さや思い込みでは通じません。

例 出来たと思う事とその理由➡
仕事のやりがいを聞き出すことが出来た。(結論)

相談者は仕事にやりがいを感じたことがないと発言されていたが、これまでに嬉しかった出来事を尋ねたところ、お客様に指名してもらえた時に頑張りを認めてもらえた気がしたと答えて下さり、そこから一気に会話が広がった。(理由)

モチベーションを上げたいという相談者さんの、気づきに繋がったのではと感じた。(今後への繋がり)

「結論➡明確な理由➡
 今後の展開や相談者の未来への繋がり」
という解答を心がけて繰り返し練習しました。

実際の口頭試問では「です・ます」調で
 回答しました
が、短くまとめています。

例 出来なかったと思う事とその理由➡
相談者さんの不安に寄り添って傾聴出来ていない場面があった。(結論)

中盤辺りで介護職への不安を口にされたが、具体的な内容を聞くことなく、焦って次の質問をしてしまった。(理由)
                                                 
残り45分は相談者さんの気持ちに丁寧に寄り添い、落ち着いて関係構築に努めたいと思う。(今後への繋がり)

出来なかった事柄とその理由を自覚した上で、
残り時間でどうしたら良いと考えているか

伝えようと思いました。


当日の面接試験を振り返ってみると、
いくつかの「良かったかな?」と、
「しまった」という反省点がありました。

まずは良かったかなと思う点。

椅子の位置を動かした。(同意の上で)
相談者さんのお顔が見やすく、かつ近すぎない距離と位置に動かせたので、
心を込めて話しやすくなりました。

机に置かれた時計や腕時計を見なかった。
あと何分という時間を考慮したやりとりになると、現在の自分の力量では、焦ったりうわの空になってしまう瞬間があると思いました。自分が相談者だった場合、CCが時計に目をやる場面を見てしまうと、「集中してくれてない」「所詮他人事と捉えられている」と感じる気がしたので、全力で会話に向かう事に決めました。
                                    
口頭試問も練習を重ねたことで「各質問に対する回答は90秒以内に納められる」という自信があったので、一切時計は見ませんでした。

この2点については性格などによると思いますが、
わたしに合っていました。

「しまった」と思うことは・・・・・・
と、ここから有料記事になります。

面接試験の口頭試問も模範解答例がないので、
この解答や考え方が「正しい」か「間違い」は
分かりません。あくまで、

へえ、こんな風に考えたり答える人もいるのか~

と、いうひとつのご参考になれば幸いです。

ここからの有料記事では当日の更なる振り返り、
評価に繋がったのではと思うリカバリー点や、
そしておまけは「今ならこんな風に答えるかな」
という視点と例題の文章付き
で綴っています。

ちょこっとサンプルを。

〇〇〇〇〇焦って〇〇〇〇〇しまったり、〇〇〇たじろいでしまった。
・・・・・・・・・・・・(前略)焦ってしまいました。相談者さんを理解するために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たかったです。一方で・・・・・・・・・・・・・・・・・にたじろいでしまい、質問をのんでしまう場面も。・・・・・・・・・・・・・・・・というように、もう一歩踏み込んでみても良かったかなと思います。(全224文字)

サンプル文

〇〇〇〇〇〇を限定しなかった。
(前略)を聞けている段階ではなく、口頭試問では・・・・・・・・・・というスタンスで今後の展開を答えました。(全146文字)

サンプル文②

〇〇〇〇があったがそこに鍵があると認識していると伝えた。
(中略)・・・・・場面がいくつかありました。でも本当は「そこに現状を打開できる鍵がある」と感じていました。・・・・・・この先相談者さんが仕事や将来について考える上で・・・・・と答えました。(全197文字)

サンプル文③

〇〇〇〇を回答に盛り込む。
試験終了後に振り返ってみると、・・・・・・・(中略)・・・質問を考えたり話される内容を聞き漏らすまいと必死で、ロールプレイに活かすことが出来ませんでした。すごく惜しかった、と後悔しました。
                  
今のわたしなら「相談者さんは・・・・(中略)・・・ようなやりとりを心がけたいと思います」と答えたらどうだろうと考えます。(全389文字)          

サンプル文④

というような記事になっています。

面接官の前でのロールプレイをするという
緊張感が強い面接試験ですが、振り返って
みると、たくさんの学びがありました。

この記事が実際の試験だけでなく、
自己研鑽や実際の面談などにもヒントと
なれば、とても嬉しいです。

ここまでお読みくださって有難うございます。

それでは、ここからは有料記事です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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