社会福祉士の勉強 振り返り④
振り返り③の記事では、本を紹介していましたが今回はマンガを紹介します。
この本は、生活保護のケースワーカーになった新人職員が生活保護課に訪れる生活困窮者を支えていく物語です。登場してくる人物はアルコール依存症患者・ネグレクトのシングルマザー・軽度知的障害者・貧困ビジネスに巻き込まれる人々など多様な人が登場する。彼らに正面から向き合う主人公の姿は勇気を貰える内容でした。
私もこの主人公のように相手のために誠実に出来る事をやり尽くすソーシャルワーカーになりたいと思いました。そして、生活保護を含めた生活困窮者対策について学ぶ事が出来る良いマンガでした。
この本は児童相談所に勤務する児童福祉司が抱える問題に取り組む様子が描かれています。世の中には凄惨な虐待事例やその一歩手前の状態が未だにあります。大人では無く、子どもの利益のために奮闘する児童福祉司には頭が上がりません。
また、児童相談所で働く事は激務であり、その激務と職員の疲労や行政の限界についても触れられており、児童相談所で働く事や児童相談所の役割について深く学ぶ事が出来ます。
この作品は、マンガ・映画にもなっています。ここで登場するのは保護司です。保護司とは、仮釈放を経てこれから社会復帰をしようとする人の更生を助ける・見守るボランティアのことです。
その活動は知名度が低いながらも、再犯予防のためにも重要な仕事です。その仕事を体当たりで向き合う主人公(ドラマ、映画では有村架純)の姿には心打たれます。
更生保護分野の勉強はイメージが着かない、法律用語が多くよく掴めなかったです。しかし、この作品を観ると、保護司や保護観察所についてざっくりと理解する事が出来ました。
勉強はテキストや過去問に向き合うことばかりではありません。これまで紹介してきたような本やマンガを観ることで、よりイメージを固めやすくなります。それを試験から時間がある時に触れる事が合格に近づけることが出来ます。
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