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「好きな作家さんがアカウント消してた」

好きな作家さんがアカウントを消していた。

ショックですぐにはこのエッセイが書けなかった。

でも同時に彼女は繊細すぎた人だったし、
ツイッターなんかにいなくて良かったとも思った。
寂しいけど、どこか少し安心した。

いつも自分の作品で誰かを傷つけることを恐れていた。
それと同時に時々すごく大胆なことも言っていた。
そんな自分に罪悪感、やるせなさを感じていたらしい。

もう頑張らなくていいよ。
あなたの作品が私は好きです。

手紙も書きますし、
でもその手紙で変にプレッシャーを
感じられてしまうかも…とも思う。

私は毎日があっという間に
過ぎていってしまい最近不安です。

でもそんな時深夜のタイムラインに
独特のツイートを流しているあなたも好きでした。
朝になるとツイ消しされていて、
わかるわかる…となっていたし。

でも彼女がいつ消えたのかは分からない。
Twitterしかやってなかったし、次の単行本が出るまで待たないと。

誰か他の人もツイートしてくれてたらまだよかったんだけど、
何にもないから、本当に消えたのかも最初信じられなかった。

私も最近ドタバタしててTwitterに浮上できていなかったから、
「あー……そっかぁ……」となった。

ここ最近過去作のリツイートがやたら多いなぁ
とは感じてたんだけどさ。

深夜の落書きを見るの好きだったな。

キャラの箸の持ち方まで書いててすごい驚いたんだよなぁ。



でも彼女の作品もツイートも好きだった。
生き方が好きだったなぁ。
彼女のことなんも知らないけど、なんか見ていたかった。

彼女からしたら、
「私そんな大した人じゃないよ。
本当の私を見たら失望するよ…あなたの思うような人じゃないよ…」
とか言い出しそうだし。
私も同じ立場ならそう思う。

そんなん大丈夫なのにね。
別に理想と違っても失望なんてしないし、
ブロックなんてもしないのに。

でも心配になるんだよねぇ…やーねぇ……

でも相変わらず彼女は頑張って生きるんだよね。
私も頑張るよ。あなたは一発屋なんかじゃないよ。

私も時々過去作全部消してやる!!って衝動に駆られるけど、
こんな気持ちになるなら、
自分はもうできないなと思った。
ネットに生きていた歴史がなくなるのって悲しいね。
あなたの歴史だから寂しいんだね。

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