何も知らない鍼灸師が日向坂46に向き合ってみた
■はじめに
今回のワールドカップで、日向坂46の影山優佳さんが寝ないで試合を観ていると話題になった。
影山優佳さんは2年以上前から知っていた。アイドルなのも知っていた。何処かのグループに属しているのも知っていたがそこは興味がなかった。
最近「日向坂46」というグループに属していると知ったのだが、その日向坂46をある方々にお勧めされ一週間向き合った感想をまとめる。
今回、私は「3年目のデビュー」を2回観た。
お勧めされた「日向坂46ストーリー」はまだ読んでいない。
YouTubeでまとめられている様々な日向坂46の動画もちょっと観た。
その結果、以下のことを感じた。
■日向坂46と長濱ねる
日向坂46は「長濱ねる」が存在していなければ無かったグループだ。
日向坂46に本部や事務所、記念館とかがあるなる銅像を建ててもいい。
彼女は2回「日向坂46」から離れる。そのタイミングが絶妙だった。
1回目は、前身の「けやき坂46」に2期生が入ったあとすぐ。小坂菜緒というのちにエースとなる人間がけやき坂46に憧れて入ってすぐだ。
2回目は、けやき坂46から日向坂46に改名し単独グループになったあとすぐ。3年間の下積みを経て、やっと一人前のグループと認められたタイミング。
本当に絶妙だと思う。アンダーグループを造るきっかけになった人間が、そのグループがステップアップする2回のタイミングで離れる。
だが、あまりネガティブに感じなかった。
個人の感想だが、長濱ねるが圧倒的な存在として君臨していない方が日向坂46は輝くのだろう。
居ない方がいいと言っている訳ではない。企業の会長みたいに写真が飾ってあるだけのほうが、メンバーは長濱ねるに感謝しながら近くには感じていられるのだと思う。
■より身近に感じた2つの卒業
・柿崎芽実の卒業
・井口眞緒の卒業
上記の2つの卒業が日向坂46を身近に感じた。ここは言葉を選ばずに書きたい。
※ただ、2人を駄目だとか避難するつもりでは無いことを理解してもらいたい。
柿崎芽実の卒業は、ストーカー被害等、一部のファンの行き過ぎた行動が引き金になったと思うが、改名も引き金の1つだろう。
本人も改名の時に戸惑いの言葉を発していたが、けやき坂46への思いが強かったのだろう。もちろんアンダーグループでいいとも思っていなかったとも思う。
新しいものに変化するタイミングで納得できない人間は少ながらずいる。そしてその人間が日向坂46にもいたということだ。
井口眞緒の卒業も内容はネガティブだったが、どんなグループにも少し自覚が足りず、感情のまま動く人間がいる。
アイドルとしての自覚、恋愛したい年頃。全員がスキャンダル無く歩んでいるグループならここまで興味が湧かなかったと思う。
下積みの長いグループで、苦労が多いグループであってもやっぱりいるよなぁ。ってことがある方がリアル。
■2人の大黒柱とエース
佐々木久美と加藤史帆の2人に大黒柱の印象を感じた。
キャプテン佐々木久美と副キャプテンっぽい加藤史帆。
そして、エースの小坂菜緒。
佐々木久美は見ていたらキャプテンだなぁ。リーダーだなぁ。と分かる。日向坂46への思いも強い。
「悔しくないのか」とメンバーを叱咤したり武道館3daysで「勝ちにいきたい」と発言することはなかなか出来ない。
加藤史帆は「3年目のデビュー」を観たら分かるが、言葉一つ一つに重さがある。内に秘めた思いを感じる。
必ず佐々木久美や私が何か出来なかったのかとグループ全体の話が多い。
※1期生は全体的にそうだったが。
センターになることの多い小坂菜緒はエースだなぁ。と感じる。
エース(センター)の自覚もあるし、可愛らしさもあるし、美人。
日向坂46としてのデビュー曲でセンターとしたことは好プレーだと思う。
2期生であることも、けやき坂46の3年間を知らずもがいたことも良かった。
なんでデビュー曲のセンターが自分なんだと愚痴を吐いている姿が好感を持てる。
一般人っぽい当然の感情を持っている。本当のアイドルにありそうな強心臓を持っていない姿がいい。
■個人的に推したいメンバー
佐々木久美
潮紗理菜
小坂菜緒
佐々木久美は、キャプテンとしての強さに憧れる。
潮紗理菜は、彼女のような存在がいないとグループは上手くいかないから。フロントポジションが少なくても懸命にやる人間がグループには必要。あとTVやYouTubeで面白い。
小坂菜緒は、美人なのとエース(センター)なのに一般人っぽい姿(印象)。
他にも挙げたいが、キリがないので名前だけ。
加藤史帆、斎藤京子、高本彩花、佐々木美玲は注目している。
影山優佳はサッカージャーナリストなので別枠の扱い。
■最後に
まだYouTubeと「3年目のデビュー」を2回観ただけなので、デビュー後の3年間を追えてないし、バスケットの渡邉美穂が卒業しててびっくりしてるし、4期生を知らないし。
応援したくなるグループであることは間違えない。
2期生の加入に「辞めよう」と発言した佐々木美玲も
けやき坂46の3年間を知らない私にセンターをさせるなと思っていた小坂菜緒も
「誰よりも高く跳べ」を抽象的な「飛べ」じゃなく定量的な「跳べ」にしているとこも
「青春の馬」を初めて聴いて泣く姿も
普通だよな。と。
自分たちができることは大きくない。と感じているけれど、でもちょっと背伸びしている、背伸びしたいと感じる雰囲気。
日向坂46としてデビューした後と今後の日向坂46を適度に追いかけていきたいと思う。週末は休憩して、本屋に行くタイミングがあった時に「日向坂46ストーリー」を買って読みたい。
燃え尽きないように。以上。鍼灸師は関係なかったかも…
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