ヘンソンシェービング長期使用レビュー

YoutubeやTwitterなど各種SNSで以前から話題になっている両刃カミソリ、HENSONシェービングを先月購入し1ヶ月毎日使ったので長期使用レビューをやっていこうと思います。

ズバリ結論

長々と書いてしまう癖があるので手短にまず結論から。
買ってよかったです。全く後悔していません。
そもそも両刃カミソリが初めてだったのでヘンソンに限らずだとは思いますが、今まで使ったどのカミソリや髭剃りよりツルツルになります。

両刃式は時間がかかるかと思っていた

購入まで数週間検討したこの商品ですが、1番ネックだったのが「忙しい毎朝に使えるのか」というポイントでした。
他のレビューでは時間のある土日だけ使って平日は電気シェーバーを使うという方もよく見かけたので、手間と時間がかかるんだと思っていました。
確かに最初の頃は全工程で15分か20分かかっていましたが、今は早い時は5分、かなり丁寧にやっても10分です。毎日捻出するのはそんな難しくない時間です。

5分と10分の差はほとんどシェービングフォームの違いです。
少し余裕のある日は粉石鹸から泡をたててシェービングしているのでそれに少し時間がかかっています。
寝坊した日なんかは今まで通りジレットのシェービングフォームを使っているので5分かかるかかからないかといった所。

蒸らしに関しても洗顔をすれば問題ないというアドバイスを頂いて2,3試して問題ないことは実証できたのでそれから蒸らし工程は省いています。
洗顔→フォームを塗る→順剃り→逆剃り→流して化粧水などを塗って完成です。
私の場合は髭の他にも毎朝眉のメンテナンスをヘンソンでしているので、髭だけならもっと短く出来ると思います。

肌を切らないか問題

両刃といえば肌をザクッといってしまうのではないかという懸念を持つかと思いますが、私はこの1ヶ月で出血は0です。
元々ずっとT字派で刃物を顔にあてる感覚を掴んでいたからというのも大きいかと思いますが、無駄に力を入れずヘンソンの重みにまかせて滑らせてあげるだけで十分剃れますし、肌も傷つきません。
流石に横滑りさせると切れると思いますが、適当にシャッシャとやらない限りそんなこともないでしょう。
出血が酷いという方は電気シェーバーみたいに力をいれて押し当てている癖が抜けていないか、刃の設置が甘いのかと思います。しっかり軸を回して刃をホールドすれば必要以上に刃があたらなくなるので切るリスクはそんなに高くないと見ています。

コストのメリット

コストメリットに関してはあまり感じていません。
私が以前まで使っていたのがジレットのカスタムプラスEXという10本入りの使い捨て2枚刃で、それを1本1週間のペースで使っていたので元々が安すぎました。
ただ使い捨てを1週間使うのと、ちゃんとしたカミソリで毎日剃るのでは肌のコンディションも変わってくるので、買ってよかったです。
5枚刃や電気シェーバーを使っている人なら間違いなくヘンソンのほうがランニングコストが安いでしょう。

余談：粉石鹸のお話

ヘンソン含め両刃式に変えようと検討している方は主にコスト面での魅力を感じている方だと思うので、同時にシェービングフォームも粉石鹸に変えようか考えている方も多いと思います。
これについても1週間くらいで慣れてちゃんと使えるようになったので、最初1週間は時間と粉石鹸を少し無駄にするものだと思って練習すると良いです。
個人的にはカップで泡立てるより、ある程度粉からフォーム状になったら顔に広げてその過程で泡立たせるほうが楽でした。
ブラシも顔に塗るというより顔にガッツリ押し付けてグリグリやっちゃったほうが泡立ちます。正しいやり方かどうかは知りませんが私はこれで失敗することがなくなったのでおすすめです。