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タイティー屋台のおばちゃん「日本人?じゃあミドルだね。」【タイ・チェンマイ】

2016/10/9投稿

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今回のブログは、お金なんて気にせず毎日屋台でご飯食べてたタイでの日々。パーイから再びチェンマイに戻ってきました。[2016/07/15,16]


チェンマイでは、日本出国前に参加していた”これから世界一周に行く人、行きたい人”のイベント「旅友会」の仲間のFさんとまさかの再会!しかも泊まっているホステルがめっちゃ近いということもあって、一緒に夜のチェンマイに繰り出すことになりました。

Fさんの友達、そしてFさんと同じ宿の日本人、Aさん、Eくんも一緒に4人で宿の近くの屋台エリアへ。
本当はもうひとり、Kちゃんという子もいたのだけれど、この日はお腹を壊していたため彼女はお留守番。

…どうでもいいような話だけれど、このあとAさん、Eくん、Kちゃん、そして私はインドのバラナシで奇跡の大集合を果たすのです。世界は広いようで本当に狭いよなぁ!


そんな私たちが泊まっていた安宿街はどうやら中国系の宿が多いらしく、近くの屋台エリアもタイチャイニーズのお店がが軒を連ねます。ということで、食べ歩きのスタート!

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豚肉ごはん。30バーツ(約88円)。味は台湾風というかなんというか。八角の風味が強い。でも中華系ごはんは安定のうまさ!)

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中華まんいろいろ!)

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(迷わず肉まんをチョイス!やっぱり皮の面積のほうが大きい…。値段はメモるの忘れてるっっ。)

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ノーミーシャ?という名前のソーセージ。生キャベツと生姜の付け合せつき。いらないって言ったのに頑なに添えられる…。ソーセージはスパイスの味が濃く、お米入り。20バーツ(約59円))

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(ポリッジという名前で売っていたけどおかゆっていうより雑炊だろ、これ。さらさらと食べられて〆めにぴったり。40バーツ(約117円))


…結構食べました。

そして食べながら、やっぱり母国語で話せるというのは大きいなぁと思ってました。

ベトナム旅の途中からタイのパーイに行くまでの間、ずっと日本語で話してたからそのありがたみを忘れてた。簡単にコミュニケーションがとれるし、会話の”間”とかもしっくりくる。

もっと英語が話せればこんなこと感じないかもしれないけれど、旅行英会話をフレーズだけ一生懸命覚えたという私にとっては日本語で話すということが、みそ汁に匹敵するくらいホッとするみたい。


翌日。Aさん、Eくん、Kちゃんはパーイへと向かい、残ったFさんと2人でサタデーマーケットというナイトマーケットへ行ってみることに。

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このサタデーマーケットの規模はかなり大きく、食べ物屋台8割、雑貨屋台2割!

待ってました、こういう食べ歩きが楽しいナイトマーケット!人があふれ身動きも取りづらい。そしてとってもエネルギッシュ!!台湾の夜市以来のワクワク感です。

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(スティッキーライスのパンケーキ20バーツ(約59円)
ちなみにお店が掲げていた看板に書いてあった日本語名は「米ゴマぶつけ」。…どうやったらそんな訳になるんだ。グーグル翻訳もビックリだよ。)

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(ここでもまさかの餃子発見!!!!)

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(揚げ焼き餃子ってな感じでしょうか…。具は肉なし。味はがんばって日本風に寄せてる感じ。でも包み方がまだまだだよね。30バーツ(約88円))

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(たこ焼きもあったよ!ソースが甘くてまずかった…たこ焼きはデザートなのか?30バーツ(約88円))

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(ラオスでも見かけた、数珠状のソーセージ!)


ところで、このナイトマーケットで特に印象的だったのが、タイティーを売っている屋台のおばちゃん。

タイティーというのは、いうなればスタバで飲めるほうじ茶ティーラテのようなお茶でして、茶色いお茶(ほうじ茶ではないと思うけど)にコンデンスミルクを入れたもの。お店によっては無味のゼリーやタピオカのようなものが入ってる場合も。

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(このタイティーはバンコクのウィークエンドマーケットで飲んだもの。20~60バーツ程度で飲めます。)


渋さのなかに甘みを感じる味わいは、まさにほうじ茶ティーラテで、スタバのそれが大好きな私にとっては、似たような味を破格で楽しめるので最高のお茶なのです。ほぼ毎日飲んでたくらい。

タイではポピュラーな飲み物らしく、屋台や駅ナカ、船着き場のちょっとしたカフェ、高級志向のオシャレなカフェでも飲むことができます。


…話は戻りまして、タイティー屋台のおばちゃんが何故印象的だったのか。
タイティーを注文すると、こう言われたのです。

「何人?」

まあまあまあ、よくある地元の方々との交流タイム、が始まるのかなと思いながら「日本だよ」と返すと、おばちゃんは、

「日本人?じゃあミドルだね。」

と返してきたではありませんか。何を言っているのか理解できず頭のうえにたくさんのはてなマークを浮かべている私に気づいたのか、おばちゃんはこう続けました。

「コンデンスミルクの量の話さ。中国人なら少し。日本人と韓国人はミドル。タイ人にはたくさん入れるんだよ。」


このおばちゃんは、それぞれの国の嗜好に合わせてコンデンスミルクの量を変えているみたいなんです。
屋台のおばちゃんが、こだわりを持って商売しているなんて思ってもみなかったのでかなり驚きました。

…味ももちろん最高に美味しかったです!

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