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『ミステリと言う勿れ』の映画感想まとめ

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『ミステリと言う勿れ』についてのすてきな映画感想をまとめるマガジンです。 #ミステリと言う勿れ
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非地元民が紹介する広島県「観光」スポット

日本の人口統計は、1872年(明治5年)に壬申戸籍を元に総人口3311万人とされたのが始まりですが、正確性に問題があり、1920年(大正9年)に第一回国勢調査で初めて直接調査が行われました。この時の総人口が5596万人ですから、今の少子化と真逆で急激に増えていたことがわかります。 人口の多い都道府県というと、現在では東京都がトップというのが当然と思っている人も多いでしょうが、明治から昭和にかけては、意外な都道府県が1位になっています。 まずは1872年、1位はなんと広島県

劇場版「ミステリと言う勿れ」を観て、これはミスフェミ作品だと気付いた話

劇場版「ミステリと言う勿れ」を観てきました。 *ネタバレ含む部分もありますので、知りたくない方は読むのをお控えください。 はじめに とにかくよく喋る大学生・久能整(くのう ととのう)が、色んな事件に巻き込まれ、鋭い観察眼と少し異なる角度からの視点で喋り倒して事件を解決に導いていくお話です。 私はドラマ化、映画化の前からマンガを読んでいた勢です。 書店で、よくあるマンガとはちょっと違うあの独特のタッチの表紙が並んでいて、妙に興味を惹かれて手に取ったのでした。前情報なく、ま

常々思う、訪れたい場所︰映画「ミステリと言う勿れ」感想つき

漫画「ミステリと言う勿れ」。 ドラマ化を経て、ついに大人気の広島編が映画化です。 わたしは最初に漫画を読んでいて、その内容に衝撃を受けた。 整くんの言葉の豊富さと温かさ、視野の広さに。 整くんの言葉は心の奥底に残っていた何かをすくい取ってくれる。 そうそう、それ、気になってた。 そんな考え方が出来るようになりたい。。 気になっていたけれど上手く言葉に出来なかったモヤモヤとしたものを、はっきりと言葉にして疑問としてぶつけてくれる。 気づかず過ごしていた些細なことに、でも些

スカッピーの聖地巡礼旅~広島・映画「ミステリと言う勿れ」編~

映画「ミステリと言う勿れ」あらすじ※以下、若干のネタバレを含みます。※ 心が解きほぐされる「ミステリと言う勿れ」の魅力累計発行部数1800万部超の大人気コミックが原作で、2022年にはフジテレビでドラマ化された「ミステリと言う勿れ」は、ただただ思いつくことをマイペースに話すうちに、事件の謎を解いてしまう大学生・久能整が主人公のミステリー作品。 そして、ただのミステリー作品と言う勿れ。 「ミステリと言う勿れ」が解き明かすのは、事件の謎だけではありません。登場人物の心に根付