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【SEO】Googleポリシーオフィスアワー 2022年05月26日・検索関連質問まとめ

ひらのゆうきです。(@enterrocken)です。
今日は5月26日に行われた、Googleポリシーオフィスアワーでの、「検索関連質問」を紹介していきます。


検索関連の質問

サイトがインデックスされない①

Q.アダルト系のアフィリエイトサイトを運営しているが、1ヶ月ほど経ってもインデックスされない。
セールに関する記事も公開しているので、早くインデックスしてもらいたい。

A.該当のURLサイトを確認した。
サイトコンテンツの更新を継続して行う、かつユーザーに有益なコンテンツを発信する必要があるのではないか。

サイトがインデックスされない②

Q. ウェブサイトを公開して、GoogleAnalytics、及びSearch Consoleにも登録し、インデックス登録を申請した。
しかし、「URLがGoogleに登録されていません」と表示される。
ライブテストでは「URLを登録できます」と出るのですが、どうすればインデックスされるのだろうか?
場合によっては、カスタムドメインを購入した方がいいのでしょうか?

A. コンテンツを伝えるために、Googleのビジネスプロフィールに登録することなど、プロモーションの方法を増やしてみてもいいのでは。
インデックスに役立つわけではないが、ユーザーがリンクを見つけるのに役立つ可能性があるだろう。


サイトがインデックスされない③

Q.Google側にURLを渡したが、3月中旬ごろからインデックスされなくなった。

A. URLを確認したところ、技術的には問題は見られなかった。
サイトが新しかったので、継続的にコンテンツを更新するなど、ユーザーにとって役立つサイトであるという認知をもらうことが解消法になるのでは。


検索結果に表示される同一ドメインのページ数

Q. 以前までは、同一ドメインは2件ほどしか1つの検索結果に対して表示されなかった。
しかし最近は3件以上表示されるケースが見られる。
施設名やブランド名など、関連性の大きいキーワードであれば3件以上になることもあるが、最近は一般的なキーワードでも表示されることがある。
2019年に仕様変更があったと聞いているが、現在はまた仕様が変更されたのでしょうか?

A.基本的に検索結果に対して、よほど関連性が高くない場合、3つ以上表示されないようになっているはず。
もし表示方法に変更があれば、Twitterなどで発信を行う。
以下、参考ツイート。


Search Consoleのサーバーエラー表記の乖離

Q.クロールの統計情報を見ると、カバレッジのサーバーエラーが3,000件なのに対し、統計情報のクロールリクエスト:サーバーエラーは30件程度と少なくなっている。
カバレッジと数値の乖離が大きいのはなぜでしょうか?

A.URLをもらっていないので、原因を特定することは難しい。
今回言えることは、サーバーエラーに対して、原因を特定できているか見直してもらいたい。
どこに、いつエラーが発生しているのかを見て、原因を特定する必要がある。
統計情報を使うことで全体のうちどれくらいエラーが発生し、サイトにどれほどインパクトがあるか確認できるので、そのエラーの深刻度を認識してもらうと良いのでは。
以下、参考ページ。


モーダルウィンドウ内にあるリンクの評価

Q.普段はdisplay:noneで非表示にしており、ユーザーのクリックで表示されるモーダルウィンドウ内のリンクは、パワーをサイトに渡す効果はあるのでしょうか?
AからBにリンクを渡していたが、UI変更に伴いモーダルウィンドウ内に設置したところ、順位が低下した。
その後モーダルウィンドウ内のリンクを残したまま、通常リンクを復活させたら、順位が回復した。

A.1つのリンク設置場所変更が、全体に大きく順位に影響を与えるとは考えづらい。
ユーザビリティなど、他の要因が絡んで順位変動したのではないか。


Search Consoleに表示されるリンク

Q.サーチコンソールにあるリンク > 上位のリンクされているページ - 外部 > 特定のディレクトリを辿ると、「ターゲットURL」の箇所に身に覚えのないURLが大量に検出された。
URLをクリックするとオンラインカジノについて書かれたページが出てきた。
現状該当リンクに対して、リンクが設置されていないようだが、サーチコンソールに表示されるのか。

A.サーチコンソールに表示されていても気にする必要はなさそう。
通常サーチコンソールから表示が消えるはずなので、フィードバックを送信してもらいたい。
以下を参考。


タイトルが書き換えられ、関係ない会社名に

Q.クライアントのHPに、サイトタイトルと関係ない会社名が入る。
原因と改善案があれば教えてほしい。

A.URLがもらえたら、原因がわかるため、送ってもらえると助かる。


クローラーの仕様と検索での評価①

Q.クローラーに認識してもらうため、URLの入ったサイトマップをサーバーへ置く必要があると認識している。
クローラーはURLのもとになっている各ファイルが、どのサーバに置かれているか認知しているのか。
例えば同じ商品を複数のECサイトへ出品する場合、Amazonなら「xxx.amazon.co.jp」、独自サーバなら「xxx.co.jp」などになる。
今後店舗を作る場合、個人向けクラウドよりも企業向けの方がサイト順位向上を見込めるのではと考えているので、クローラーと、サーバー、検索順位の関係について知りたい。

A.質問の論点を理解できておらず、今回はECサイトと検索順位の関連性について話したい。
結論、作る目的、サービスの仕様、ユーザーの利便性の3観点に応じて、ECサイトを選んでもらいたい。
何らかの統計情報を取ると、あるクラウドの順位が高くなりやすいと結果が出る可能性はあるが、それが全てのページに当てはまるわけでもないので、その情報だけを参考にすべきではない。


クローラーの仕様と検索での評価②

Q. co.jp、.com、.jpなどURL末尾のドメインが検索順位に影響を与えることがあるのか。

A.限定的にある。
CCTLDがあるように、地域に特化したドメインがある。
中国向けに.jpを使うケースと、日本向けに.jpを使うのとでは効果が変わる。
以下、参考ページ。


クローラーの仕様と検索での評価③

Q.サイトを運営しており、サイトのテーマと異なるキーワードでの流入が多い場合、対策をした方がいいのか。
例えばインテリアサイトなのに、お祭り系のキーワードが多い場合、クローラーに「お祭りサイト」だと認識されてしまうのか。

A.Googleの評価を見るのではなく、ユーザー視点で考えてもらいたい。
Googleはユーザーに合わせてアルゴリズムを作用させる。
特定のニッチトピックだけについてコンテンツを作っても潜在的な顧客にはリーチできない。
リーチしたい顧客に応じて、コンテンツやキーワードの幅は広げていいのでは。


長期間「検出 - インデックス未登録」のページ

Q. 地域ニュースサイトを運営している。
各地域をサブドメインで区切った200以上のサイトがあり、更新中の各エリアでは毎日1記事を投稿している。
ただサーチコンソールでは、サイトマップに出ているものの、多くの記事がインデックス未登録になっている。
インデックス未登録記事の傾向として、年末年始、月末に公開したコンテンツが多い。
原因等あるのか?

A.URLをもらったが、比較的順調にインデックスが増えているように見えた。
なので、このまま運営を続けてもらいたい。
ただ、サイト構造が複雑で、サブディレクトリとサブドメインの関係性が見えづらかったので、ユーザビリティに応じて改善しうる箇所があるだろう。


イベントページの対象期間後の対応

Q. 母の日、父の日に応じて、おすすめプレゼントについて紹介する記事を書く。
その際外部リンクを貼って、サイト内で購入できるようにするのですが、その外部リンクページが母の日・父の日終了後に削除された場合、404エラーが出ると認識している。
その場合、記事のクオリティが下がるので記事自体削除すべきか、リンクだけ削除すべきか教えてもらいたい。

A.結論、ユーザーを意識して判断してもらいたい。
また、「おすすめ○選」のような記事は、果たして独自性があるのか、ぜひ意識してもらいたい。


トップページのみ404エラーが出る

Q.久しぶりにブログを始めようとしたら、トップページのみ404エラーが出る。
問い合わせフォームや、運営者情報はインデックスされている。

A.URLを確認したところ、トップページは404エラーではなく、ページコンテンツがなかった
なので、トップページを作ることでエラーが解消されるのでは。


404エラーへの対応

Q. Search Consoleのインデックスカバレッジレポートで、「送信されたURLが見つかりませんでした。(404)」とエラーが出た。
404ということで修正しないでいいと思っていたが、エラーの詳細を見ると、「送信されたURL(エラー)である場合修正する必要がある」と記載されていた。
404エラーはインデックスやランキングに影響を及ぼさないと認識していたが、改善すべきなのか。

A.下記のページにあるように、基本404エラーが検索パフォーマンスに影響を与えることはない。
サイトマップに404ページを送信してしまっている場合は、なぜ存在しないページをサイトマップで送信してしまっているのか、など原因を特定して対処してもらいたい。


ページエクスペリエンスのシグナル

Q. コアウェブバイタルがランキング要因になる考え方について教えてもらいたい。

A.当サイトにはAMPページを作成している。
サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」レポートで、通常ページは良好、AMPページは「改善が必要」だと判定される。
Page Speed Insightで見ても同じ結果になる。
このような場合、ランキング影響としてはどのように評価されるのか。

A. 全体の75%タイルになっている。今回、通常ページがAMPページよりも高パフォーマンスを出しているので、AMPページの立ち位置や設置箇所を検討していいかもしれない。


最後に自己紹介

はじめまして、ニューズピックス(https://newspicks.com/)でマーケターをしている平野佑樹です。
普段は、JobPicksというジョブ型キャリアを支援するWebサイト(https://job.newspicks.com/)を運営しており、

  • SQLやGoogle Analyticsを用いた分析

  • TwitterをはじめとしたSNS運用(ショート動画にも挑戦予定)

  • メールマガジン運用

  • Google Optimizeなどを用いたA/Bテスト

  • Search Consoleを用いてコンテンツSEOや開発に関わるSEO施策

など、幅広く業務を担当しています。
マーケターの業務を後押しするtipsをnoteにて発信しております。
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