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梅原裕一郎フォトブック「梅あわせ」の感想。

2024年3月8日
梅原裕一郎さん、33歳のお誕生日に
フォトブック「梅あわせ」が発売されました。

おめでたい。

昨年のクリスマスに発売の知らせを見て、すぐに予約。その分、手に届くまでかなり長いなぁと思ってましたが、月日というのあっという間に経つもので、気づけば3月でした。

はじめに

このフォトブックの概要を少し説明すると…
声優グランプリという声優雑誌で毎月連載されていたエッセイと写真を一冊にまとめ、さらに書き下ろし1万字エッセイと撮り下ろし写真を加えた176ページの大ボリュームのフォトブック。4,400円税込。

4,400円の捉え方は人それぞれですが、日向坂の単独の写真集とかは2,200円あたりなので、倍ほどの価格…正直、最初は「た、高い…」と恐れ慄きながら、それでもこの機会を逃すまい!とプラス料金を払ってアニメイト特典のDLボイス付きの4,840円を支払う決断をする。
どんなものが発売されるのかも検討がつかない中でのこの支出…吉と出るか凶と出るか…震えながらクレジット決済を完了。

その結果は…
吉…いや、大大大吉でした!!

まず、発売前に表紙が公開されその時点で
強すぎる顔面梅原裕一郎ばーーーん!!!
って感じで、もうこれは、優勝確定しました。

私はアニメイトでの購入なので通常版表紙。
他にも2種類の表紙が発表されましたが、私はダントツ通常版が好みでしたので、発売日がそれはもう楽しみになりました。
いや、改めて見るとどの表紙も素敵過ぎて、全部欲しくなってしまいますね。(1冊で十分満足なので買いませんけど)

届いたのは発売日の2日後!
当日受け取れる気満々だったが、一向に発送メールが来ない…。発売日の夕方に発送メールが来て、日曜日の受取に…。

箱を開けた瞬間に梅原裕一郎(表紙)と対面してしまい心臓を撃ち抜かれる。

瀕死になりながらも、なんとか開封。

早期予約特典のステッカーの横顔が美し過ぎた。そして、アニメイト特典のファイルは、可愛すぎる。このギャップ。振り幅の広さ…無限大の可能性を梅原さんには感じるよ。



ということで、
ここからは、梅あわせを読んだ感想を。
もちろんテキストベースですが、美しすぎる梅原さんの私好みなショットや、書き下ろしエッセイについても触れますので、ネタバレしたくない方は離脱してください◎




静岡での撮り下ろし写真

静岡での撮り下ろし写真からフォトブックが始まる。

ノスタルジー溢れるモザイクタイル張りの銭湯。
白い半袖のTシャツに、黒いズボン。そして、裸足だ。銭湯の外に出ての写真は、裸足でラフなサンダルを履いて、近くの銭湯に来たお兄さんさながらだ。
そんなラフな格好で、急にバス停前でキメ顔してくると、どうにも脳がバグる。
キュートな黄色いアヒルとの写真も可愛らしい。

次のシーンでは、ライトグレーのパーカー姿で浜焼きを美味しそうに食べる姿。
梅原さんの右目の下のほくろ、好きです。
そのあとは、お家の畳でごろり。
アップで写された透き通った茶色い瞳の色がとても綺麗だった。

水色チェック生地のオーバーシャツを羽織って、学校に。消火栓上の非常ボタンを嬉しそうに押そうとする梅原さん。
体育館では(おそらくできないであろう)バスケをしている姿が収められている。笑顔もあったが、おそらく、「全然出来ねぇ〜」の笑顔かなとか、想像してしまう。
見晴らしの良い屋上での、海をバックにした1枚も素敵だった。

今度はベージュのチェック生地のジャケットを羽織り、竹林を散策する様子。
写ルンですを持ちながら、竹林を歩き、上を眺める。梅原さんは、下からのアングルがとても美しい骨格をしている。顎のラインが良い。
射的で片目を瞑りながら狙いを定めている姿と、その後の笑顔が可愛い。無事当てられたのだろう、手には黄色いアヒルちゃん。
ソフトクリームをスプーンで食べる姿が可愛かった。

そして、趣ある旅館にシーンが移る。
淡い藍色の浴衣を着ている。写真によっては黒い細縁の丸メガネをつけていた。
ここでは、まじめに執筆活動をしているような写真が多く収められている。
浴衣で寝転び、万年筆を持つ手の人差し指で唇を押さえながら、左手には作文用紙を持ち、考えるような顔で、おでこを丸出しにしている姿。あどけなさとセクシーさを兼ね備えた絶妙なショット。この1枚がとくに好きだった。
また、梅原裕一郎という男は、どうも頬杖をつく姿が美しい。ため息が出てしまう。

最後のシーンは岩の背景と夕暮れ時の海。
全身ブラックコーデに身を包み、これまでとは違ってかなりクールでセクシーな印象。
仁王立ちで渋い顔をしながら、手を口元に添える姿がかっこ良すぎて痺れました。
階段で撮影された梅原さんと長い影を写した写真は構図がとても素敵でした。
そして、夕陽バックに写した逆光の横顔。横顔から喉仏のラインが美しい。先行特典のステッカーでも使用されてましたね。永久保存版です。
浜辺に寝そべり、空を見つめる横顔がこれまた色気が凄過ぎて、どうしようかと思いました。

そんなドキドキなシーンを最後に撮り下ろし写真ページは終了。もう、これだけでも十分満足できるくらいのボリュームです。
ですが、ここからが本番です。「徒然うめ草」32回分すべてのエッセイとアナザーカットが始まります。

連載「徒然うめ草」


撮り下ろし写真が終わり、
いよいよエッセイ連載32段分の総まとめ。

2021〜2024年までの全ての連載が
1年ごとに写真ゾーン→エッセイゾーンとまとまっており、どちらも読みやすかった。

どの写真も本当に素敵ですが、特に好きな写真を紹介します。

①2021年 スーツ姿。
こんな素敵な同僚?先輩?上司?がいたら毎日会社行くのが楽しみになりそうです。
シャツの腕捲りは特に最高でした。

②2022年 黒いタートルネックにえんじ色のセットアップ姿。
梅原さんは色が白いし寒色が似合う印象ですが、本当になんでも着こなせる素晴らしいお顔なのだと実感。

③2022年 オールブラック姿。(ギラギラしてない方)
やっぱり私はタートルネックが好きなんだと思います。少し薄暗く怪しい雰囲気が好きです。

④2023年 白黒コーデ。街散歩みたいなの。
単純にコーデが好きなのとコーヒー飲んでいる横顔が素敵すぎます。なんでもない路地で撮影している感じが好きです。

⑤2023年 夏を楽しむ梅原さん。
スイカバーを食べたり、風鈴を眺めたり、シャボン玉を楽しむ梅原さんがとても爽やかで好きです。

⑥2023年 時計とハイカラスーツな梅原さん。
黄緑のネオンカラーのハイカラなスーツを纏う梅原さん。本当になんでも着こなし過ぎてて、ビビる。

徒然うめ草 番外編

このフォトブックももう終盤です。
最後は、書き下ろしエッセイ。

芥川龍之介を思わせるような儚くどこか影のある表情が素敵すぎる黒いシャツ姿の梅原さんから始まります。

まるでこのエッセイを書いているような写真ですが、どうやら違うようです。

さて、書き下ろし1万字エッセイの内容は、今回の撮影の舞台となった、出生地である静岡の話。梅原さんの貴重な過去のお話を書き起こしてくださっていて、そうだったんだと感動しながら、私も無事、山頂(1万字)まで辿り着きました。

梅原さんの書く文章は、ときどき聞き慣れない難しい言葉が出てきたりしますが、くすっと笑えるような話も織り交ぜながコミカルに進んでいくのでとても読みやすい文章です。なので、あっという間に読み上げていました。

「二度とやりません」と書いていましたが、ぜひまたチャレンジしてほしいものです。

まとめ

長々と語ってきましたが、
本当に素敵なフォトブックです。
とても心が満たされました。

4,400円という価格に恐れ慄いてた去年の私がアホみたいです。正真正銘4,400円払う価値のあるフォトブックです。
美しい写真と梅原節満載のエッセイを堪能できます。

梅原裕一郎さんが好きな方なら
きっとみなさん大満足されることでしょう。

気になる方は是非購入をおすすめします!


最後までお読みいただきありがとうございました。


eri

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